情報システム事業者にとって、開発プロセスやプロジェクト管理プロセスを改善することは、収益の向上につながるだけでなく、「情報システム開発工業化への堅実な一歩である」と言えます。
プロセス改善は企業規模にかかわらず実施することが可能で、企業規模に応じたプロセスモデルが提案されています。ここでは、モデルベースのアプローチに必要なアセスメントモデルを紹介します。
現状・背景
良いプロダクトは良いプロセスから生まれる。すなわちプロセスを確立し、プロセスを制御することにより、良いプロダクトが生まれるのである。ソフトウェア開発のプロセスを、プロダクトのQCDが良くなると思われる方向に変えていくこと、これがプロセス改善である。その方法として、モデルベースの改善(ベストプラクティスを集めた評価モデルと実際とのギャップを明らかにして改善点を見つける手法)、課題ベースの改善(現在の課題の根本原因を探り出し、改善点を見つける手法)の2通りのアプローチがある。
対象ガイドライン
公開元
http://www.webstore.jsa.or.jp/
(日本規格協会(JSA)の検索トップページから規格番号で検索して下さい。)
(2016年10月)