AutomotiveSPICE v3.0

要約

 Automotive SPICEは、車載ソフトウェア開発プロセスのフレームワークを定めた業界標準のプロセスモデルである。ISO15504(プロセスモデルとアセスメント手法)を母体としており、CMMI同様、開発プロセスを定量的に測定し、アセスメントやプロセス監査の「見える化」を通じて評価するフレームワークとして機能する。

特徴

  • 「Procurement Forum」および「SPICE User Group」が共同で立ち上げた自動車業界分科会(SIG)に参加する自動車メーカーの合意によって、作成されたものである。
  • 自動車業界における用語および適用方法に一貫性を持たせるために、編集上の軽微な変更および他の変更を行った一部のプロセスを含んでいる。
  • 認証取得といった目的ではなく、対象となる製品開発プロジェクトの品質改善に主眼がおかれている。
  • V3.0の改定で、システムエンジニアリングプロセスがシステムエンジニアリングとソフトウェアエンジニアリングの2つのプロセスに分割され、3つのライフサイクルカテゴリ、8つのプロセス群、31種類のプロセスで定義されている。

公開元

http://www.automotivespice.com/download/

(2016年8月)

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