JKA補助事業による会員企業の研究活動支援について

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支援の目的

JISAでは、協会の発信力の強化および業界の社会課題解決への貢献を目的として、会員企業の研究開発活動を支援しています。

研究開発の成果を積極的に発信することにより、知識集約型産業を目指す業界団体であることを内外に周知し、JISAの技術分野の新たな活動モデルを追及し、さらには業界として「ITによる社会課題の解決」をより推進していきたいという思いの元、会員企業による社会課題の解決に取り組んだ研究開発活動の支援を行っております。

なお、支援にあたっては、財団法人JKAの競輪公益資金による補助事業を活用しています。


2019~2020年度支援事業は以下の通りです。

人の手による点検からドローンでの点検へ

国内の道路橋は、今後10年で架設から50年を経過する橋梁が50%と増加すると見込まれ、またその7割以上は地方自治体が管理し、高齢化や少子化によるに伴う技術者不足が懸念されています。
本事業では、上記の問題を解決するべく会員企業である日本システムウエア株式会社(https://www.nsw.co.jp/)とともに、老朽化した構造物の点検現場を、ひび割れ箇所などの損傷箇所をドローンを使い検知するAI、クラウドを活用した点検支援システムを開発し、実際の橋梁において実証実験を行いました。

◇プロジェクトムービー◇


◇プロジェクト内容◇


 実施期間:2019年7月~2020年3月
 開発内容:
   1 ドローンで撮影した画像から橋全体の3Dモデル作成
   2 AI学習用教師データを作成
   3 橋梁の損傷箇所を推定するAIエンジンの開発
   4 PC用アプリケーションソフトウェアの開発・実験
   5 損傷箇所をWEBブラウザ上で確認できるVIEWERの開発
   6 3D損傷図の作成
   7 橋梁の構成部材である鋼製支承の劣化予測AIの試行

プロジェクトでは、実際に橋梁をドローンで撮影しデータを収集し、AIの学習用教師データ、橋梁の損傷個所を推定するAIエンジンを開発。
ドローン撮影時にリアルタイムに損傷箇所を確認できるEdge端末を開発し、現場でドローンで撮影した画像から3Dモデル(点群)を生成しながら橋梁の全体形状確認を行いつつ実証実験を行いました。
 


撮影した画像データをクラウド上で解析し、ひび・漏水・遊離石灰といった損傷を推定し、WEBブラウザ上で3Dモデルとともに確認できるVIEWERも開発しました。

今後の展望

当事業では、システムの精度、操作性の向上はもちろんのこと、今後の展望としては自治体の橋梁点検を担当する土木部署担当者の方、橋梁点検サービスを展開する会員企業等とネットワークを構築し、同社会課題への更なる解決に貢献していきたいと考えています。

お問い合わせ

本システムを使った橋梁点検に関心のある方は以下までお問い合わせください。
担当者:JISA 田中・會木




本事業は競輪の補助を受けて実施いたしました。


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