先端デジタル技術が驚くべき速度で進化する中、情報サービス産業が価値創造型事業モデルに転換していくことは喫緊の課題であり、本産業を支えるITエンジニアのスキルやマインドについても、こうした課題に対応したものに変化を促していく必要がある。他方で会員企業からは、現下の環境に即応した実践的な人材育成の場がなかなか作れないとの声も多い。
こうした状況を改善するため、JISA人材委員会の下に実践的な人材育成研修プログラムを設け、その充実に取り組んでいるところである。
<アクションプラン① +AIスキリングによる価値創造エンジニアへの転換に関する取り組み>
JISAでは、受託型事業(SI/SES)に携わるIT人材に生成AI活用スキル獲得『+AIスキリング』を推進することとしている。『+AIスキリング』浸透によりAI人材化、並びに開発・運用保守業務への生成AI活用を進め、より付加価値の高い領域にIT人材をシフトすることを目指す。活動トライアルとして生成AI関連情報を適宜レポートにして取りまとめる。
<価値創造に向けた実践的育成研修>
これらの研修はISO(国際標準化機構)のイノベーションマネジメントシステムISO56002の知識体系をベースに構成している。
<ISO56000について>