会長挨拶

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私たちはビジネスエコシステムの構築を通じて、ソフトウェアで「!(革命)」を起こしてまいります。

 いま、世界的にデジタルビジネス革命が進展しつつあります。IoT(Internet of Things)を始めとする革新的なITインフラの普及により、新しいビジネスモデルを少ない初期投資で素早く創造して市場に投入し、顧客からのフィードバックを受けながら成長させる手法が可能となりました。その結果、ビジネスの参入障壁が大きく下がり、これまでにないビジネスモデルが次々と実現しています。

 私たち情報サービス産業は、このような時代の先頭を走り革命を起こしていく使命があります。そこで、JISAは2015年10月に、情報サービス産業そのものをより高いレベルに引き上げ、若者に情報サービス産業の魅力を伝えるため、“ソフトウェアで「!(革命)」を”と題する業界宣言「JISA Spirit」を発表しました。これは、JISA会員はもとより、情報サービス産業全体が「システム受託産業」から「価値創造産業」へ大きく生まれ変わることを宣言するものです。

  この「JISA Spirit」を具現化する上で、JISAには2つの重要な役割があります。一つは、一社だけではできないことをやることです。欧米やアジア諸国など世界中が激しく変化している時代に、最新のビジネスモデルや技術の動向の情報を素早くキャッチし、自らの事業に活かさなくては、世界から取り残されてしまいます。しかし、このような取組を一社だけで行うことは困難です。そこで、JISAで世界各地に足を運び、情報を収集し、委員会やコミュニティで我々は何をなすべきかについて勉強する。これは非常に重要だと思います。

  もう一つはビジネスエコシステムの構築です。今後の我々の役割は、お客様の新しいビジネスをITで創造していくことですが、一社のアイデアだけでビジネスを創造するのは困難です。一つのインフラの上で様々な企業の特技を組み合わせて新しいビジネスを創造する。今はそのような時代であり、世界中がビジネスエコシステムの構築に取組んでいます。色々な会社が集まって議論する中で新しいビジネスを創造していく「ミニシリコンバレー」のような場にJISAを変革していく。そのような新しい意味合いがJISAという団体にあると考えます。

  ソフトウェアはすべての産業の基盤であり、情報サービス産業にはすべての産業が世界で勝てるようリードしていく使命があることを強く認識し、その責任を全うすべく、今後とも業界挙げて取り組んでまいる所存ですので、関係各位のご指導・ご鞭撻をお願い申し上げます。

2017年6月
一般社団法人 情報サービス産業協会
会長  横塚 裕志

 
 
 

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