ソフトウェア工学実践シンポジウム

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 JISA先進技術実践委員会では「デジタルビジネスとデジタルトランスフォーメーション(DX)」「教育・人材育成」を重点テーマとした、『ソフトウェア工学実践シンポジウム』を本年10月5日にJJK会館において開催することとなりました。
※プログラム掲載・参加受付開始しました(9/13)

開催要項

  日時:2018年10月5日 (金) 10:00~18:00 (開場9:30 17:00~情報交換会)   場所:JJK会館

プログラム

時間 セッション名/会場
(会場) 2F「多目的ホール」B
10:00~10:15 開会・JISAにおけるソフトウェア工学への取り組み 青山幹雄(南山大学)
10:15~12:00 「DXレポート」タウンミーティング:~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~
基調講演: 和泉憲明 (経済産業省 商務情報政策局情報産業課)
DX推進戦略を話し合う
青山幹雄 (南山大学,デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会 座長)
(会場) 2F多目的ホールA 2F多目的ホールB 7F「会議室」
13:10~14:00 経験報告1
「OSSによるプライベートクラウド大量サーバ構築の自動化」
青木駿亮(JFEシステムズ(株))
ソフトウェア工学実践事例1
「ITエンジニアのための体感してわかるデザイン思考(仮)」
植田順( (株)NTTデータ経営研究所)
経験報告2
「チームの自己組織化が進む環境作り」
田端聖也(リコーITソリューションズ(株))
14:00~14:50 経験報告3
「要求文書における曖昧表現の見直し」
斎藤忍(日本電信電話(株))
ソフトウェア工学実践事例2
「データを活かすサービス・プラットフォームのデジタル戦略」
山下克司(日本アイ・ビー・エム(株))
ワークショップ (定員30名) 「ITエンジニアのための体感してわかるデザイン思考(仮)」
◆講師 植田順、佐々木巌、益子恵 ( (株)NTTデータ経営研究所)
◆コーディネーター
位野木万里(工学院大学)
天野めぐみ(伊藤忠テクノソリューションズ(株))
経験報告4
「要求仕様書の記述を支援する記述ガイドの作成と評価」
不破慎之介((株)デンソークリエイト)
14:50~15:00 休憩
15:00~15:50 経験報告5
「エンタープライズシステムのRFPSRSインスペクション方法の適用と評価」
大下義勝((株)日立ソリューションズ)
ソフトウェア工学実践事例3
「スクラム開発とその実践(仮)」
  佐藤広隆(伊藤忠テクノソリューションズ(株))
経験報告6
「開発プロセス定着に向けた活動と組織的なプロセス改善の構築」
石田綾子((株)デンソークリエイト)
15:50~16:00 休憩
16:00~16:50 経験報告7
「ソフトウェア開発における発注者向け研修プログラムの開発と評価」
飯村結香子(日本電信電話(株))
ソフトウェア工学実践事例4
「ビジネスのイノベーションを加速する富士通のAIと量子コンピューティング活用事例」
永井浩史(富士通(株))  
経験報告8
「VBマイグレーションプロジェクト報告 ― 開発工数削減に向けての取り組み ―
重見憲一(NECソリューションイノベータ(株))
経験報告9
「デジタル変革の足かせを解消する、現行システム再構築の『計画』
~リスクの把握から、対策の合意まで~」
山本英明((独)情報処理推進機構)
16:50~17:00 休憩
(会場) 2F「多目的ホール」B
17:00~18:00 情報交換パーティ
18:00 閉会

 
※経験報告 [1~9] は下記の9件です。プログラムが確定次第、更新いたします。
◆「OSSによるプライベートクラウド大量サーバ構築の自動化」 青木駿亮 (JFEシステムズ(株))
 JFEスチールでは、製鉄所の生産管理システム老朽化が課題となっており、この度、全社的に生産管理システムを刷新・再構築するプロジェクトを立ち上げた。
 基盤構築では、プライベートクラウド上に、1,000区画規模の仮想サーバ構築が予定されている。ただ、この中には、開発担当のアプリケーションチームが異なっても、標準的な基盤環境として、提供可能なサーバが多数存在し、類似作業の組み合わせも多いため、基盤環境構築における生産性向上が課題となっていた。そこで、現在弊社では、OSS製品を利用した基盤作業の自動化に取り組んでいる。
 この背景や自動化の仕組みと内容、ならびに、生み出される効果と今後の課題などを紹介する。
◆「チームの自己組織化が進む環境作り」 田端聖也 (リコーITソリューションズ(株))
 アジャイルな開発を成功させるためには「アジャイル宣言の背後に関する原則」にある自己組織的なチームであることが大事な条件となる。しかし、実際に自己組織的なチームをつくるためには開発者が自らの頭で考え、行動し、解決できるような環境を作ることが重要である。
 本報告ではプロジェクトを通じてメンバーに自己組織的となるための環境をどう作ったかとその結果プロジェクトの状況がどこまで改善されたかを述べる。
◆「要求仕様書の記述を支援する記述ガイドの作成と評価」 不破慎之介 ((株)デンソークリエイト)
 要求仕様書の記述スキルを補うしくみとして、車載ソフト開発の現場では要求仕様書のテンプレートが使われている。しかし実際には、記述スキルが不足している担当者がテンプレートを使っても、要求仕様書を充分に記述できていないのが実態であった。そこで、要求を充分に記述できるようにするためのしくみとして記述ガイドを作成し、有効性を評価した。評価の結果、記述ガイドは記述スキルの不足を補う効果があることを確認した。
◆「要求文書における曖昧表現の見直し」 斎藤忍 (日本電信電話(株))
 要求仕様書のレビューで指摘内容の上位に挙げられるのが「要求文書の曖昧な表現」である。本報告では、要求仕様書の曖昧表現を指摘・修正するため、有識者のノウハウを形式化した「曖昧表現の書換えリスト」の内容と、その有用性の評価実験の結果を述べる。
◆「エンタープライズシステムへのRFPSRSインスペクション方法の適用と評価」 大下義勝 ((株)日立ソリューションズ)
 今日、大規模なエンタープライズシステム開発の多くは複数企業で分担して遂行されている。ユーザ企業が提案依頼書(RFP)の形式でベンダ企業にその要求を提示することも増えており、RFPでの認識の齟齬が要件定義、設計以降の工程でのトラブル要因の一つになっている。本報告では、RFPを対象として、要求仕様を受領するベンダ企業の視点で要求インスペクションを実践した経験について報告する。
◆「ソフトウェア開発における発注者向け研修プログラムの開発と評価」 飯村結香子 (日本電信電話(株))
 ソフトウェア開発における発注者を対象とし,ソフトウェア開発の基礎知識と発注者が果たすべき役割・責任の認識を育成する集合型研修プログラムを開発および評価について報告する.
本プログラムでは,アジャイル型開発プロセスに沿って,プロジェクト目標の設定から,フィーチャーの整理,実装,ステークホルダ向けのデモまで全プロセスを実践し,気づきとフィードバックの繰返しにより知識の定着と責任の認識を実現している.
◆「開発プロセス定着に向けた活動と 組織的なプロセス改善の構築」 石田綾子 ((株)デンソークリエイト)
 ターゲットプロジェクトに向けてAutomotiveSPICEのレベル3に準拠した組織標準プロセスを構築。そのプロセスを全社に展開したところ、「プロセス改善内容が現場の要求にあっていない」「プロセスモデルが要求する目的が不明」などの声があがり受け入れられなかった。その解決方法として、組織文化を活かした現場のキーパーソンを巻き込んだ改善の仕組みと、プロセス目的の周知と具体的な使い方を教育する仕組みを構築した。
◆「VBマイグレーションプロジェクト報告 ―開発工数削減に向けての取組み―」 重見憲一 (NECソリューションイノベータ(株))
 679KLのVB6.0の資産を、NET4.6へのマイグレーションプロジェクト実施にあたり、
 ①新品質保証計画の策定 (現行資産の品質保証からマイグレーション手順の品質保証を策定)
 ②コンパイルエラーの対処改善(現行資産改修後、変換実施 (従来はツール変換→コンパイル後資産改修)
 ③命令単位での移植 (ラッパー利用)
 を実施することにより75%の工数削減を実現。
◆「デジタル変革の足かせを解消する、現行システム再構築の「計画」~リスクの把握から、対策の合意まで~」 山本英明 ((独)情報処理推進機構)
 デジタル変革の推進には、攻めのITシステムと基幹システムとの連携が必要であるが、基幹システムは長年の運用により、技術者の高齢化やシステムの肥大化・複雑化、ブラックボックス化する問題に直面する。そこで、「基幹システムの再構築」を円滑に進めて「デジタル経営への変革」に着実に結びつけるための取組みを行い「システム再構築を成功に導くユーザガイド~ユーザとベンダで共有する再構築のリスクと対策~」にとりまとめた。

■2018年7月5日 経験報告募集開始

 本シンポジウムでは「経験報告セッション」の発表者を募集いたします。詳細は以下をご覧ください。
 ソフトウェア工学実践シンポジウム 経験報告 募集のお知らせ(~8/13)  
  締め切りました。ご応募ありがとうございました。

■経験報告 過去の受賞作品

 経験報告 過去の受賞作品

問い合わせ

 ソフトウェア工学実践シンポジウム実行WG事務局(溝尾)seps@jisa.or.jp

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