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平成23年2月にとりまとめられたスマートメーター制度検討会「スマートメーター制度検討会報告書」では、スマートメーターBルートにおいてHEMSに対する電力使用情報の提供に関する基本的考え方(当該情報は電力会社等から需要家に対して適正に提供されるべきものであり、需要家が第三者への提供も含めその利用を行うことができる)が明記されている。 本ガイドラインは、上記主旨に従い、スマートメーターBルートの通信が適切に運用されるよう、Bルート開通・運用においてメーター側とHEMS側が共通で取り決めしておくべき事項を中心に記載したものである。
・スマートメーターBルートを介して、メーターとHEMS間で行う通信制御に関する以下の事項を解説している。 - スマートメーターBルートからHEMSに提供される情報とコマンド一覧 - スマートメーターBルートの基本運用フロー - Bルート認証IDの定義 - HEMSにおける公知な標準メディアプロトコルスタックの基本図 - ネットワーク構成に関する基本要件 - セキュリティに関する基本要件 - スマートメーターBルートにおける通信頻度 - 認証に関する仕組み ・参考資料として以下を掲載している。 - 第3回スマートハウス標準化検討会 中間取りまとめ(抜粋) - スマートメーター・HEMSの設置に係る設置者側の対応について - HEMS普及に向けた関係事業者の対応について - スマートメーターBルート通信方式検討結果(案) - エコーネット必須コマンド(電力メータ Bルート)一覧 HEMS-スマートメーター(Bルート) 電力・ガス会社と需要家を通信機能でつなぐスマートメーターのネットワークには、A/B/Cの3つのルートがある。Aルートはスマートメーターと電力・ガス会社を繋いで、電力使用量などのデータを送るもの。Bルートはスマートメーターと建物内を繋いで、省エネ化やデマンドレスポンスへの対応など行うもの。Cルートはスマートメーターのデータを活用する第三者との間で通信する場合に利用するルートである。 JSCAスマートハウス・ビル標準・事業促進検討会 経済産業省は、日本型スマートハウス・ビルの更なる普及拡大に向けた課題について議論を行うため、スマートコミュニティアライアンス(JSCA)の中に「スマートハウス・ビル標準・事業促進検討会」を平成24年6月に設置し、第1回会合を開催した。 本検討会は、「スマートハウス標準化検討会(平成23年11月設置)」での中間とりまとめ(平成24年2月24日公表)において整理された課題について、各課題に対する工程表の作成や検討を実施する場として立ち上げられた。 参考URL:http://www.meti.go.jp/press/2012/06/20120622010/20120622010-1.pdf
(2014年9月)
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