平成27年3月5日(木)、ダイバーシティ部会人材育成WG(座長：小野田祐子 TIS(株) 執行役員）がJISA会議室1で開催された。出席者は9名。
今回のWGでは、本年度の総括として「JISA人材フォーラム」、「第5期次世代リーダー養成アカデミー」、「IT業界研究カフェ」の3つのイベントについて、結果報告と今後に向けた各担当者からの意見をまとめた。主な意見は以下の通り。
・JISA人材フォーラム
「イクボス」という社会的にも関心の高まっているテーマ設定ができた。また、身近な事例を取り上げたことで参加者が共感しやすい講演だった。参加者の4割が男性であり、ベビーカーを押しながらの参加者も見受けられ、時代の変化が感じられるフォーラムとなった。「女性活躍支援」の意識がひとつ上の段階にきたことを感じた。
・第5期次世代リーダー養成アカデミー
「強いリーダー」をテーマに、12月～2月でセミナーを開催した。本年度は業界内外からの講師による多種多様な講義となり、受講者からも有意義だったとの声が多かった。今後とも次世代リーダーとなる受講者にとって刺激となり人的ネットワークが拡がる場を企画・運営していくこととなった。今後は受講生に向けてシラバスを作るといった工夫をし、より理解が深まるよう働きかける必要がある。
・IT業界研究カフェ
今年は、就職・採用活動のスケジュールの大幅な見直しがあり、今回の業界としての学生向け情報発信イベントは、タイミングと内容ともに非常によかった。企業側・学生側共に満足度も高く、第1回として良いスタートが切れた。実際に就職に結びついたかどうかを検証することも必要であり、今後の活動の参考にもなる。その時々の状況に応じたイベントを企画していきたい。また、効果的な集客方法についての検討を行う。
最後に、来年度の活動等について意見交換を行い、前向きな目的を共有するメンバによる業界活動が出来る体制や運営について要望があった。
(増田)