平成29年7月14日、第1回未踏人材連携コミュニティ(幹事:島田 俊夫 (株)CAC Holdings 取締役会長)がJISA会議室において、委員11名の参加を得て開催された。本コミュニティは、一般社団法人未踏との連携による、JISA会員企業の収益性向上および新規事業の創出を目的として設置された。
1回目は、一般社団法人未踏の荒川理事より未踏事業の現状と連携ニーズについて講演があった。講演要旨は以下の通り。
- 事業現状について
- 2000年より事業開始。未踏事業卒業生は1400名を超えている。
- 事業の形態は変化しているが、現在は、未踏アドバンスド(起業・事業化 につなげたいと考えているプロジェクト案件)、未踏IT人材事業、未踏ジュニア(高校生までエントリ可能)の3つの分類。
- 未踏IT人材事業では、何名かのプロジェクトマネージャ(PM)が指導をすることとなっているが、PMが1人でも「採択OK」とすれば、採択される。
- 一般社団法人未踏は、未踏クリエータ(未踏卒業生)の支援を目的として2014年に設立。
- 連携ニーズについて
- 連携ニーズについて未踏クリエータにアンケートを実施。323名の回答有。
- 起業・事業化支援に関して希望する支援内容を聞いている。「資金援助」「人脈紹介」に高いニーズがあった。
- マッチングニーズに関しては、個人としては「技術アドバイス」に高いニーズがあった。
引き続き、未踏事業との連携を探っていく。
(大原)