第1回 人材委員会

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令和4年5月9日に第1回人材委員会(委員長:福永哲弥 SCSK(株) 取締役 執行役員 副社長)が、Zoomによるテレカンファレンスにて計23名の出席により開催された。

 冒頭、福永委員長より、「本日は、令和4年度の第1回の会合となる。委員会は令和3年度、4年度の2年間で活動しているが、本年度の活動企画案について確認したい。また。昨年度まで議論してきたJISA版NTCプロジェクトについて、プログラム内容や開催案内文案について議論していきたい」とあった。当日の報告内容の要旨以下の通りである。

(1)本年度活動企画について
【委員会の目的】
 ① 産業横断的なITアスリートの育成
 ② デジタル化の進展に対応する人材リスキリングの推進
 ③ 未来の学びプロジェクトの推進
 ④ ITに係るリカレント教育フレームワークの構築・普及推進
 ⑤ 新時代の働き方の追求・社会的浸透
 ⑥ 新しい人材マネジメント手法の立案推進
【JISA版ナショナル・トレーニング・センター(NTC)プロジェクトの目的】
 解決困難な社会課題の解決に中心となり挑戦出来る人材を、互いに切磋琢磨しうる環境の提供により育成する。

 委員会の目的については昨年度を踏襲している。まずは、ITアスリートの育成に取り組む。これは、NTCプロジェクトの活動に直結している。なお、「産業横断的」としているのは、我が国全体のデジタル化促進するために、他産業を含めてどのようにデジタル人材を育てるかを考えていきたいという意味である。未来の学びの活動については、昨年度と同様に活動グループを設置し、デジタルネイティブ世代に向けての活動を推進していく。
 NTCプロジェクトは、まず第1回を開催し、その結果をふまえ次年度以降の活動を検討する。また、NTCプロジェクトの参加者やマインドシフト研修、JISA Dアカデミで学んでいた方々を集めて受講者のコミュニティを広げる活動も行いたい。

(2)JISA版 NTCプロジェクトについて
JISA版 NTCプロジェクトとは、TopクラスのITエンジニアが互いに切磋琢磨しながら、社会のデジタル化・DXに係る中核人材になるためのプログラムである。具体的には、6ヶ月程度の期間設定の上、社会課題の実践的解決プロジェクトの遂行や社会課題解決に向けての社会提言活動等を通じて、人材力を高度化する産官学連携トレーニングプログラムとなっている。
 本年度は、第1回目ということで、人材委員会メンバ企業を中心に参加者を募り、人材育成に取り組んでいくことになった。また、本年度の実施結果を踏まえ課題を整理し、次年度以降の活動を検討していくことになった。

(大原)
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