内容紹介
JISA技術委員会エンジニアリング部会は、2024年12月18日に開催されたSIS2024「ソフトウェアイノベーションシンポジウム2024-シン・ソフトウェアエンジニアリング ~未来を切り拓く人と技術の新たな挑戦~」において、「戦略的AI活用によるREBOK(DX編)の実践ワークショップ」を実施しました。
近年のAI技術の進展に伴い、ソリューション開発においてAIの戦略的な活用がより一層重要性となっています。JISA技術委員会エンジニアリング部会では、DXに資する要求獲得技術と価値創出のためのモデリング技術について解説した『DXのための要求獲得実践ガイド』(REBOKシリーズ第4弾)を2023年に刊行しました。本書は、従来の要求工学プロセスを基盤としつつ、DX推進を支援するための手引書として、ステークホルダ分析、要求ワークショップ、非機能要求、ビジネスモデリング、デザイン思考、アート思考など、多様な技術を解説しています。現在、第5弾としてAI活用に関する実践ガイドの執筆を進めており、本ワークショップは、その内容を踏まえて、AI技術の戦略的導入に関する実践的知見を深めることを目的として実施しました。
本報告書では、当該ワークショップの実施結果をご報告するとともに、ワークショップ内で実施したポスターセッションにて展示されたポスターおよび配布資料を掲載いたします。
<<REBOKシリーズ(既刊)>>
[1] 一般社団法人情報サービス産業協会 REBOK 企画 WG, 要求工学知識体系, 近代科学社, 2011.
[2] 一般社団法人情報サービス産業協会 REBOK 企画 WG, 要求工学実践ガイド, REBOK シリーズ 2, 近代科学社, 2014.
[3] 飯村結香子, 斎藤忍, 監修:青山幹雄, REBOK に基づく要求分析実践ガイド, REBOK シリーズ 3, 近代科学社, 2015.
[4] 一般社団法人情報サービス産業協会 要求工学グループ, Digital Transformationのための要求獲得実践ガイド, REBOK シリーズ 4, 近代科学社Digital, 2023.
概要等公開資料
■本報告書はPDFにて全内容公開しております。以下よりご覧ください。
JISA 技術委員会エンジニアリング部会2024 年度報告
戦略的AI活用によるREBOK(DX 編)の実践ワークショップ
備考