報告書「個人情報保護モデル契約と解説」

要約

ユーザ企業などとの業務受託契約において個人情報の保護を図るために取り決めるべき事項についてのJISAとしての考え方(提言)を整理している。また、ユーザ企業などとの合意形成のベースとして利用できるモデル契約書を定め、その逐条解説を掲載している。

特徴

・個人情報の取扱いに関する受託契約上の課題(論点)を抽出し、JISAの考え方(提言)を述べたものである。個人情報の取扱いの受託を伴うユーザとの取引において、受託者であるベンダが、業界標準として契約書の作成や交渉の拠り所とし、主張すべきポイントが網羅されている。
・個人情報の取扱いに際してユーザ企業などと締結する契約書のモデル(JISA個人情報保護モデル契約)とその逐条解説を収録している。
・論点の整理にあたって参照した法令、ガイドライン、規格など及び裁判例についても収録している。
・JISA個人情報保護モデル契約は、対ユーザ取引を前提としたものであるが、本報告書の巻末には、情報サービス事業者間でこれを利用する場合の留意事項を補論として用意しているため、ベンダ間取引にも応用可能である。

公開元

https://www.jisa.or.jp/publication//tabid/272/pdid/18-J005/Default.aspx

(2014年9月)

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