itSMF(IT Service Management Forum)

日本語名称 ITサービスマネジメントフォーラム
発足 1991年
本部 イギリス ロンドン
概要 iTSMFはブライアン・ジョンソンによって、ITシステムのサービスマネジメント手法についてのドキュメント・ライブラリの構築と普及を目的として設立された非営利団体である。
目的(ミッション)と方針 iTSMFは、1989年に開発されたイギリス政府商務省のCCTAによるITシステムの運用管理基準(ITIL)の普及活動と継続改善活動を全世界的に行うために設立された。企業が製品やサービスを提供する際に必須となるITサービスマネジメントの向上と改善のための「ベストプラクティス」であるITILを普及するとともに、関連する各国の専門家のネットワークの場を提供するとされている。
参加会員 iTSMFは、世界の54カ国にChapter(支部)を持ち、2008年時点で約6000のメンバー企業、約40,000人の個人が参加している。
規格対象 規格対象はITサービスマネジメントである。
規格の例 ITサービスマネジメント: ITIL2011
組織構成 iTSMFの組織は以下の通りである。
・本部
・各国Chapter(支部)
日本の組織 2003年に富士通、日立製作所、NEC、日本HPなど8社がNPO法人ITサービスマネジメントフォーラムジャパンを設立し、iTSMFの日本Chapterとして活動している。
特徴 iTSMFはITIL(現時点はITIL2011)に特化した標準化推進団体である。ITIL規格の基本的な考え方は、ISO/IEC 20000シリーズの規格としてデジュール規格化されている。

※ホスト体制、参加会員数は2013年8月時点のものである。
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