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日本国内の標準化推進組織は2つの役割があります。一つは国際規格の国内審議と国際審議への参加です。もう一つは、国内の規格などの策定です。国内の工業標準化は、政策的には、日本工業標準調査会が策定するJIS規格となります。
国際デジュール団体は国際的な標準化を公的に行う団体です。デジュール団体によって、定められた手順で作成・発行された標準は、ISO/IEC 12207やISO9001といった規格番号で略称されます。
デファクト標準は、市場において特定な企業・団体の策定した仕様の製品が普及し、市場競争の結果として事実上の国際的標準となった基準・規格のことです。国際的なデファクト標準を策定し維持する団体を国際デファクト組織と呼びます。
デジュール標準である情報サービス関連の国際規格は、国際的にはISO/IEC JTC1の定義したプロセスに基づいて策定されます。また国内の日本工業規格(JIS)も同様なプロセスで策定されます。
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