デジタルに代表される新たな技術の出現によって、これまでにない社会・産業がうまれはじめている。政府では、Society5.0のコンセプトのもと、人間中心の新たな価値を生み出す社会・産業構造をデザインすることを目指している。本講演では、この活動の中心となっているアーキテクチャについて説明するとともに、社会。産業アーキテクチャをデザインするためにIPAに設置されたデジタルアーキテクチャ・デザインセンターにおける活動についても紹介します。
【プロフィール】
東京大学大学院修士課程修了(航空宇宙工学)、慶應義塾大学後期博士課程修了(システムエンジニアリング学)。大学院修了後、三菱電機にて15年間、宇宙開発に従事。「こうのとり」などの開発に参画。技術・社会融合システムのイノベーション創出方法論などの研究に取り組む。2010 年より慶應義塾大学SDM研究科准教授、2017年より同教授。
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