令和6年12月24日、第4回政策提言委員会(委員長:籔田健二((株)三菱総合研究所代表取締役社長)をJISA会議室にて開催した。出席者は12名。
今回も、当委員会に設置した内部連携部会及び外部リレーション部会における活動の活動進捗報告を行った後、意見交換を実施した。
1.内部連携部会の進捗報告
・前回会合後の生成AIに関する提言の取りまとめの実施と発信について報告。ちなみに、この提言については10月31日付けで「生成AI技術の社会的活用にかかる提言」として公表している。
・当部会の下部組織として上記提言の具体化に向けたアクションプランの策定を目指すWGを設置し活動中であることが報告された。同WGは、大企業会員のメンバーで構成するWG1と中堅中小会員のメンバーで構成するWG2からなる。
両WGは、概ね週次のペースでいずれも7回の会合を開催した。その結果、その検討状況のポイントとして次の3点が報告された。
-アクションプランの共通対象とするテーマは「人材」
-WG2で検討中の「SI事業モデルの変革」、「生成AI関連事業の迅速な展開」は引き続き取り扱いを検討
-人材委員会からの要望:「生成AIを活用したシステム運用業務の革新とエンジニアの高度化」
2.外部リレーション部会の進捗報告
・内部連携部会での生成AIに関する提言の取りまとめを受けて、前回委員会開催後も経済産業省との意見交換を4回実施したほか、経済産業省幹部及び(独)情報処理推進機構(IPA)幹部との意見交換のアレンジを担当した。
・当部会のメンバーが内部連携部会アクションプランWGに参加して活動していることから、部会の開催は見送っている。
・年明け以降はアクションプランWGの検討状況に応じて経済産業省等へのリエゾン活動を実施予定。
3.今後の進め方
年度末の理事会にアクションプラン最終案を報告できるように進める予定。
(田中)