令和6年12月2日に第3回技術委員会(委員長:冨安寛(株)NTTデータグループ常務執行役、副委員長;大西壮輝(株)NTTデータグループ技術革新統括本部企画部長)が、JISA会議室及びオンライン(Zoom)によるハイブリッド方式にて開催された。参加者は15名。当日の報告内容の要旨以下の通りである。
1.技術コンテスト第3回について
技術コンテスト実行委員長谷川委員長より、技術コンテスト第3回の実施状況について報告があった。今回は、26社・29チーム・138名の方にご参加をいただいている。
11月19日(火)にガイダンスが開催され、11月19日にガイダンスが開催され、各チームは現在課題実践に取り組んでいる。課題の締切は12月4日であり、評価と表彰式は2025年1月15日に予定されている。
また、第3回の新テーマである「AIコーディング」、「カオスエンジニアリング」等の状況について紹介した。
技術コンテスト第3回 開催のお知らせ
https://www.jisa.or.jp/event/tabid/3822/Default.aspx
2.SIS2024について
技術委員会主催のソフトウェアイノベーションシンポジウム(SIS)2024について報告があった。SIS2024は、12/18(水)JJK会館で開催される。
本シンポジウムでは、コンピューティングおよびソフトウェア工学の潮流やIEEE-CS技術予測&SWEBOK Guideに基づくAI・アジャイル・サステナビリティの展望及びソフトウェアエンジニアリング推進の新たな方向性についての基調講演の他、招待講演、ソフトウェアエンジニアリングの経験報告、ワークショップ等を実施する。ソフトウェア開発に携わる技術者・研究者を結集し、学びと交流の一歩を踏み出す機会としてぜひご参加下さい。
ソフトウェアイノベーションシンポジウム(SIS)2024のご案内(12/18)
-シン・ソフトウェアエンジニアリング
~未来を切り拓く人と技術の新たな挑戦~-
https://www.jisa.or.jp/sis
3.IPAソフトウェアモダナイゼーション委員会について
IPAソフトウェアモダナイゼーション委員会について情報共有した。IPAソフトウェアモダナイゼーション委員会には、JISA技術委員会から委員として参加しているが、中間レポートが出ている。
IPAソフトウェアモダナイゼーション委員会に関する中間レポートが共有された。今後、JISA会員向けに「ソフトウェア開発に関するアンケート調査」が実施される予定である。IPAソフトウェアモダナイゼーション委員会には、JISA技術委員会から委員として参加している。
4.政策提言委員会との連携について
政策提言委員会の活動について、技術委員会からも委員に参加をしているが、「生成AI技術の社会的活用にかかる提言」がとりまとめられたことが報告された。
「生成AI技術の社会的活用にかかる提言」の発表について
https://www.jisa.or.jp/public_info/press/tabid/3852/Default.aspx
5.情報処理技術者試験の対応について
経済産業省の「Society 5.0時代のデジタル人材育成に関する検討会」「デジタル人材のスキル・学習の在り方ワーキンググループ」について、オブザーバとして人材委員会が参加をしているが、技術委員会でも人選をする。
6.部会活動について
データ流通部会、技術調査部会、エンジニアリング部会、サイバーセキュリティ部会について、各部会長及び事務局より活動報告か行われた。
エンジニアリング部会企画運営をしている、SIS2024「戦略的AI活用によるREBOK(DX編)の実践ワークショップ」「経験報告セッション」について報告があった。
7.その他
次回会合日程は3月18日を予定している。
(溝尾)