令和6年7月30日、低炭素化社会推進部会 (部会長:藤井 裕久、(株)野村総合研究所)が委員20名の出席により開催された。当日は、本年度の部会活動について確認した上で、本年度のJISA低炭素化社会実行計画フォローアップ調査内容について確認した。また、環境負荷低減につながる事例研究について、本年度視察先を検討した。
JISA低炭素化社会実行計画は、業界として、オフィス部門、データセンタ部門それぞれにおいてエネルギーの消費原単位を基準年(2020年)の水準から、目標年度(2030年度)において9.56%削減することを目標としている。8月より2023年度の活動参加企業各社の省エネの取り組み状況を確認する。本年度も結果を取りまとめ、産業構造審議会地球環境小委員会へ報告する予定である。
環境負荷低減につながる事例研究について、本年度視察先として、福島第一原発に訪問することとした。視察の趣旨としては、再エネ導入のきっかけとなった福島第一原発事故の状況を視察すること。また、汚染における環境修復の状況などを知ることとである。実施時期は来年3月とし今後適宜調整することとなった。
(大原)