令和2年3月17日、第3回未来の学びを考えるコミュニティ(座長:島田俊夫 (株)CAC Holdings 取締役会長)が、JISA会議室にて10名、ZoomでのWEB会議9名の出席により開催された。
はじめに、島田座長より「本日は、10月より開始した小学校出前授業の課題等を共有し次年度の活動を検討する。」と述べた。
続いて、小学校出前授業の振り返りを行った。
まず、メインコンテンツ提供企業の西原委員((株)JSOL)、今野委員(日鉄ソリューションズ(株))より良かった点として「メンターが多くいたことで子どもたち一人一人に対応ができ学校側に感謝された。」今後改善すべき点として「受け入れ側としてメンターの受け入れになれていない部分があり連絡がうまく取れないことがあった。」と意見があった。
また、事務局よりボランティア参加者アンケートが紹介された。(一部抜粋)
- IT業界に携わる中で社会貢献に資する活動を経験するというのは貴重な体験であり、今後のビジネスの考え方にも役に立つと思います。
- 個人でボランティア活動されている方を今回お見かけしたので、そういったノウハウの共有ができるコミュニティがあるといいなと感じました。
- 学校へのリーチが難しいと伺っています。先生への説明文(テンプレート)のようなものを作り、お子さんがいらっしゃるエンジニアに協力してもらって担任の先生に渡してもらってはいかがでしょう?
最後に令和2年度企画書について議論をし、以下の活動を進めることとなった。
- 小学校プログラミングワークショップ
- 中学校・高等学校プログラミング教育充実に向けた活動
- 各種コンテスト支援(情報オリンピック、プログラミングコンテスト)
引き続き、文部科学省、有識者と連携しボランティア活動を継続・拡大し、JISA会員を対象としたボランティアを募集する。
(溝尾)