JISA会員各位
経済産業省情報産業課
コロナ禍の中、国民の声として、「いつまでこのような状態が続くのだろう、オリパラは開催できるのだろうか?、ウィズコロナの生活とはなんなのだろう」という不安が渦巻いています。
このような状況を受け、情報産業課では、現在、「新型コロナ対策に活用できるデジタル製品・サービス・システムのリストアップを進め、必要に応じて導入を促進を検討しよう」という話が出てきています。
具体的には、遠隔・非接触・非対面など、新型コロナ対応を可能とする新たなデジタル製品・サービス・システムについて、産業界の皆様からご登録いただき、リストアップ・カタログ化し、必要に応じて宣伝や政策的な後押しを実施、という方向で検討を進めたいと考えています。
つきましては、会員企業の皆様に、各社お持ちの「新型コロナ対策として活用できる新たなデジタル製品・サービス・システム」の情報をご提供いただきたくお願い致します。
- ご提供いただきたい情報
- 製品、サービス・システムの概要※1
・既存パンフレットあるいはウェブサイト
・非公開製品の場合は個別に公開方法をご相談させてください
- 価格帯
- 供給能力(例:月あたりの供給可能台数)
- 普及拡大のための課題
・法規制、導入コスト、ほか
- その他
- 提出期限:8月28日(金)
期限延長を希望される場合は、当課までご相談ください。
- 提出先:経済産業省情報産業課 ソフト室、及び総括(宮下、根本、清水)
電子メール:meti-dx@meti.go.jp
(※1)
新型コロナウイルスに対応するためのデジタル技術の一例
- 日々の体調管理・計測・記録、感染者との接触確認
・日々の体温を計測、記録、クラウド等で管理。企業の入り口やイベント会場、飲食店等に入店するときなど、必要に応じて提示・確認。
・政府公認の「接触確認アプリCOCOA」のように、新型コロナ感染者との接触の有無を記録するアプリ・システム。感染者が判明した場合、当該感染者に濃厚接触した接触者に対して通知。
- 非接触での検温、個人認証、トレースシステム
・非接触の温度測定技術、顔認証技術により、非接触で、リアルタイムかつ高精度な入退出管理を実現。更に感染していたことが判明した場合、濃厚接触者のトレースが可能。(イベント会場などで活用)
・顔認証技術は、キャッシュレス決裁など、各種生活シーンで非接触技術として活用可能。
- 混雑状況のモニタリング
・AIを活用し、リアルタイムに人数を推定する映像解析技術を活用した混雑回避。(イベント会場やスーパー、デパートなどの各種販売店で活用)
・公共交通機関等におけるリアルタイムの混雑情報の提供。混んでいる車両・バスを避け、三密防止。
- 消毒・換気システム
・ロボットによる自動消毒作業
・照明等によるウイルスの不活化
・ウイルス除去機能を備えた新型換気システム
- 検査、医療支援
・新型コロナ感染症の新たな検査・診断手法
・遠隔、非接触を可能とする医療支援システム
- その他
・遠隔、非対面、非接触など、新型コロナ対策として活用可能なデジタル関係の製品、サービス、システム。