JISAでは、生成AIの社会実装を通じて企業のデジタル競争力を高め日本の社会・産業の活力向上を目指し、「生成AI技術の社会的活用に関する提言」を公表し、さらに、同提言の実現に向けて、4つのアクションプランを発表しております。
本フォーラムは、そのうちのアクションプラン①「+AIスキリングによる価値創造エンジニアへの転換」を具体化する取り組みとして開催するものです。生成AIの急速な進化を踏まえ、生成AI活用の実践、人材育成、AI教育体系の先進事例を共有し、その成果を「AI人材育成事例集」として整理・公開してまいります。
第2回では、一般社団法人 次世代システム運用コンソーシアム(NGSM)様、および先進的なシステム運用企業様にご登壇いただき、日本企業のシステム運用の現状、課題に対して、自動化技術や生成AIを活用した次世代システム運用の方向性と、生成AIがもたらす自律化・高度化・標準化のインパクトを共有したいと思います。その上で、運用・保守領域に携わるIT人材がどのように+AIスキリングを進め、JISA会員企業としてどのような将来像を目指すべきかを探りたいと考えております。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
1.日時
令和8年1月23日 (金) 17時00分 から19時00分
2.開催方法
オンライン開催(Zoom)
※申込者に限り、後日講演録画を限定公開予定です(再利用不可)。
3.アジェンダ/講師
(1) 基調講演「次世代システム運用と生成AI」(30分)
1)NGSM代表理事 上坂 貴志 様
(日本ビジネスシステムズ株式会社 取締役専務執行役員)
ITシステム運用の問題提起、人的資本システム運用について、コンソーシアム紹介
2)NGSM研究委員長 片岡 浩 様
(株式会社日立製作所 マネージド&プラットフォームサービス事業部 部長代理)
WG活動紹介、AIを活用したシステム運用高度化研究内容
(2) 先進的生成AI活用事例①(20分)
NGSM 運営委員 山根 伸行 様
(PagerDuty株式会社 代表取締役社長)
インシデントに関する重要な情報の要約、自動通知、自動化ジョブの作成、
そして生成AIやAIエージェント機能を活用した新しい運用技術の利用による
システム運用の高度化と改善事例を紹介
(3) 先進的生成AI活用事例②「運用の変革の現在と自動化/生成AIの活用による将来」(20分)
NGSM 研究委員 運用プロセス変革WGメンバ 鷲山 敦史 様
(キンドリルジャパン株式会社 Director, Delivery Leader of Industrial Sector)
生成AI技術やAIエージェントの登場により、これまで自動化を推進してきた
システム運用がどう変わるか、データドリブン運用やAIOpsなど、現場担当者が
業務自動化を加速する次世代モデルの事例を紹介
(4) 徹底討論 「JISA会員が目指すべきAI人材育成」(45分)
講演者と人材委員会メンバとのディスカッション
【討論担当(JISA人材委員会メンバ)】
河辺 恵理(SCSK株式会社 執行役員 人事・総務分掌役員補佐)
乾 秋彦(株式会社日本ビジネス開発 常務取締役)
【コーディネーター】
松田 信之 (一般社団法人 情報サービス産業協会 人材委員会 委員長)
(5) クロージング(5分)
4.受講対象/申込期間
対象:JISA法人会員
申込期間:12月23日(火)~1月22日(木)
※申込者には、開催1週前まで質問を募集します。なお、頂いたご質問ですが
徹底討論の際の講演者様との討議内容の参考にさせて頂きます。
頂いたご質問に回答出来ることではありませんのでご了承の上ご参加ください。
5.参加費
無料
6.申込先
https://www.jisa.or.jp/event/tabid/4013/frmid/415/Default.aspx
7.問い合わせ先
一般社団法人 情報サービス産業協会 事業推進本部 大原 道雄
TEL:03-5289-7651 E-mail:ntc@jisa.or.jp
8.参考資料
「生成AI技術の社会的活用にかかる提言」の発表について(2024年10月31日)
https://www.jisa.or.jp/public_info/press/tabid/3852/Default.aspx
「生成AI技術の社会的活用にかかる提言」アクションプラン(2025年4月15日)
https://www.jisa.or.jp/Portals/0/pdf/20250415.pdf