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2019.06.11プレスリリース

「JISA Awards 2019」受賞者を決定

 一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)は、このたび、独創性が高く、国際的に通用するシステムの創造者を表彰する「JISA Awards 2019」のWinnerを4件、以下のとおり選定しました。

1.受賞者(五十音順)

○「施工現場見える化サービス「C-シリーズ」」
   伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区)

 施工現場でセンサーや建設機械から得た情報を元に、BIM/CIMの精緻な3次元モデルを自動生成するソフトウェア。シールドトンネル、地盤改良、土工向けに展開。より安全で精度の高い施工管理を支援し、建設ライフサイクルを通した情報共有と品質向上を可能にした。

○「現場作業支援ソリューションのための音声対話型AI帳票」
   NECソリューションイノベータ株式会社(本社:東京都江東区)

 製造現場等に残る紙帳票での作業プロセスを音声対話AI技術で自動化した電子帳票。合成音声による作業指示や音声対話による作業結果のハンズフリー入力、作業実績のリアルタイム収集を通じ、作業改善サイクル向上、検査の不正抑止等を実現。多言語にも対応。

○「RPA「WinActor®/WinDirector®」
 エコシステムによる労働力不足への対応やワークスタイルの変革」
   株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区)

 ソフトウェアのロボットにより、あらゆるシステムの操作を自動化するRPA”WinActor”と、サーバー上での管理統制ツール”WinDirector”。
 全社導入フレームワークから、研修・検定の教育体系、サポート網、連携AIツールまで、トータルに支援し、世界十数カ国で3000社以上に活用されている。

○「声の権利化・流通プラットフォーム「コエステーション」」
   東芝デジタルソリューションズ株式会社(本社:神奈川県川崎市)

 いくつかの文章を読み上げるだけで声の特徴を学習し、その人の声で音声合成で発話させる技術を確立。そんな技術を活用し、一般人から有名人まで色々な人の声を集め、それを様々なサービス・業界・分野での活用を可能にする声の新しいプラットフォームを構築。
 

2.「JISA Awards」の趣旨

 あらゆる産業がソフトウェアを駆使して、新たなイノベーションを起こしていくデジタルビジネス時代において、情報サービス産業には、その先頭を走り、大きな革命を起こしていく使命があります。
 これを全うするためには、情報サービス企業が切磋琢磨し、独創的かつ国際的に通用する質の高い技術・ノウハウ・製品・ITサービスの創造に鋭意取り組んでいくことが重要になります。
 また、情報サービス企業が経営高度化を図り、マネジメントシステム及び諸制度を改革し、グローバルにその先進性を示すことにより、名実ともに魅力ある産業としての基盤を築いていくことも必要となります。
 このような認識のもと、JISAでは平成23年度に、上記のような取組を奨励・促進するとともに、その成果を業界内外に示すことにより、情報サービス産業の存在感と重要性を広く社会に情報発信していくための方策の検討を行った結果、表彰制度「JISA Awards」を創設。
今回は8回目となる「JISA Awards 2019」を実施しました。

3.選定方法

 平成30年12月よりJISA会員企業(子会社及び団体会員傘下企業を含む。)を対象に公募を行いました。応募のあった14件について、選考委員会(委員長:坂村 健氏(東洋大学 情報連携学部 学部長))において書類選考を行い4件をFinalistとして選出、さらに応募者のプレゼンテーションにより選考した結果、4件全てをWinnerに決定しました。

※選考委員会の構成は、以下のとおりです(五十音順)。
 委員長 坂村 健     東洋大学 情報連携学部 学部長
 委 員 青山 幹雄  南山大学理工学部 ソフトウェア工学科 教授
  〃    江口 純一 独立行政法人 情報処理推進機構 理事
  〃    土井美和子  国立研究開発法人情報通信研究機構 監事
  〃    夏野 剛   慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特別招聘教授

4.授賞式・記念講演会

 6月11日のJISA定時総会において授賞式を行います。また、後日受賞者による講演を行う予定です。

 >>JISA Awardsページ

  問い合わせ先:(一社)情報サービス産業協会 広報サービス部 press@jisa.or.jp

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