刊行物詳細

内容紹介

　社会の革新委員会では、報告書「情報サービス産業からみた2030年の社会～JISA2030の実現に向けて」を取りまとめ、このほど発行の運びとなりましたのでご案内いたします。
当委員会は、令和3年度事業計画で新たに設定されたステートメント「JISA2030～デジタル技術で『人が輝く社会』を創る」の具体化をミッションとして活動してきました。

　本年度の活動では、「JISA2030」の具体化を図るために、情報サービス産業からみた2030年の望ましい社会の姿を描くことに注力することとし、シンクタンクの会員企業にドラフトの作成を委託すると共に、ICTを専門とする有識者へのヒアリングを実施しました。

　本報告書では、この有識者ヒアリングをふまえて、シンクタンク会員のもつ知見をベースとして現在からの成り行きで推移した未来の姿と、望ましい未来社会の姿とのギャップを10個の解くべき社会課題として抽出し、国連の持続可能な開発目標SDGsと紐付けて整理しています。

　本報告書は、情報サービス産業の果たすべき使命と役割を議論する際の素材として活用すると共に、技術や社会の変化を織り込んで、その内容をブラッシュアップしていくことが期待されることから、ソフトウェアやWebサービスのリリースのように”リリースノート”を発行することとしました。リリースノートには、委員会で十分に議論を集約することができず、本報告書に収録するに至らなかったコンテンツも収録しています。
本報告書を2030年に向けて自社の果たすべき使命と役割を議論する際の材料としてご活用いただければ幸いです。

目次

プロローグ～デジタル技術で人が輝く社会とはどんな社会か
1．本プロジェクト「2030年の望ましい社会の姿を描く」について
2．2030年の望ましい社会の方向性（日本の目指すべき国家像）
3．解くべき社会課題（阻害要因）
4．メガトレンド分析
エピローグ　今後のアクションに向けて

お問合せ先

担当者：事業推進本部　田中
Email：report@jisa.or.jp

備考