令和6年6月14日(金)、第2回技術委員会・エンジニアリング部会(部会長:位野木万里 工学院大学)がZoomによるテレカンファレンスにて開催された。参加者は20名。
はじめに、技術委員会主催で12月に予定をしているソフトウェアイノベーションシンポジウム(SIS)2024について議論をした。
SIS2024では、テーマに沿った経験報告を募集して査読し、現場での新たな気付きを共有し、切磋琢磨する場として「経験報告セッション」を設ける。また、エンジニアリング部会主催のワークショップも今後検討する。
次に、エンジニアリング部会で検討している「戦略的生成AI活用によるREBOK(DX編)実践ガイド(仮)」について意見交換を行った。
その後、サービス学会のSDG'sの研究会も参加して、GXイベントを実施した。
GXイベントでは、講師として、下垣 徹 氏(株式会社NTTデータグループ)を招き、「Green Software Foundation にみるソフトウェアのグリーン化に関する動向」の講演を実施した。
講演では、ソフトウェアの観点からITのグリーン化への貢献を考えるGreen Software Foundation、グローバルにおけるソフトウェアの動向について紹介し、質疑応答が行われた。
エンジニアリング部会では、GXを意識した要求定義の在り方について今後、報告書等でまとめる予定。
次回は、7月26日(金)にLLMを企画・要件定義工程に適用する取り組み等をテーマとして会合を予定している。
(溝尾)