JISA、「JISA Awards 2013」受賞者を決定

平成25年1月9日

JISA、「JISA Awards 2013」受賞者を決定

  一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)は、このたび、独創性が高く、国際的に通用するシステムの創造者を表彰する「JISA Awards 2013」のWinnerとして、下記の2件を選定しました。

1.「JISA Awards 2013」受賞者(五十音順)

○「AToMsQube」クオリカ株式会社
自社開発した中堅・中小製造業向けの生産管理システム製品。生産管理に必要なシステム機能全般を提供。最大の特徴はクラウド型サービスでも提供されていることで、インターネット環境のみで世界中どこでも利用可能。日系製造業を中心に国内外56社60拠点の顧客が採用。

○「倉庫「見える化」@web」ヤマトシステム開発株式会社
ヤマトの物流現場から生まれた本格的なクラウド型倉庫管理システム(WMS)。一般的な物流機能を標準装備し、業務効率化を実現。日英中の3カ国語に対応し、国内外の倉庫情報をWebで「見える化」し、一元管理する事で在庫削減も実現。香港などの顧客にも導入済み。

※「JISA Awards 2013」Finalist(五十音順)

○「共同型不正検知サービス CARDSavior」SCSK株式会社
膨大なクレジットカードの取引状況をリアルタイムに判別し、不正利用を検知するクラウドサービス。特許技術を活用した取引の信憑性分析や、カード各社の不正実績の共同利用により、より多くの犯罪ケースを未然に防止。

○「hifive」新日鉄住金ソリューションズ株式会社
独自開発した、HTML5によるWebアプリ開発のオープンソース・プラットフォーム。サーバーサイドを含めたシステム全体を考慮し、大規模なプロジェクトでも生産性・保守性を高めると共に、アジリティの高い開発を行える。

2.「JISA Awards」の趣旨
 JISAは、構造改革とITイノベーションにより、知識集約型社会を実現し、我が国の国際競争力向上に貢献することにより、業界地位を向上させ、業界ブランドを確立することを目指しております。

 そのためには、情報サービス企業が切磋琢磨し、独創的かつ国際的に通用する質の高い技術・ノウハウ・製品・ITサービスの創造に鋭意取り組んでいくことが重要になります。

 また、情報サービス企業が経営高度化を図り、マネジメントシステム及び諸制度を改革し、グローバルにその先進性を示すことにより、名実ともに魅力ある産業としての基盤を築いていくことも必要となります。

 このような認識のもと、JISAは広報・人材委員会広報部会を中心に、上記のような取組を奨励・促進するとともに、その成果を業界内外に示すことにより、情報サービス産業の存在感と重要性を広く社会に情報発信していくための方策の検討を行った結果、平成23年度に表彰制度「JISA Awards」を新設。今回は2回目となる「JISA Awards 2013」を実施しました。

3.選定方法
 平成24年7月よりJISA会員企業(団体会員傘下企業も含む)を対象に公募を行いました。応募のあった9件について、選考委員会(委員長:坂村 健氏(東京大学大学院情報学環 教授))において一次選考を行い4件をFinalistとして選出、さらにこれらFinalistの中から2件のWinnerを決定しました。

※選考委員会の名簿は以下のとおりです(五十音順)。
委員長 坂村  健 東京大学大学院情報学環 教授
委 員 青山 幹雄 南山大学情報理工学部 ソフトウェア工学科 教授
〃  土井美和子 株式会社東芝研究開発センター首席技監
〃  仲田 雄作 独立行政法人 情報処理推進機構 理事
〃  夏野  剛 慶應義塾大学政策・メディア研究科 特別招聘教授

4.表彰式
平成25年1月9日(水)17:00~ ホテルオークラ東京 本館1階「平安の間」
※JISA賀詞交歓会にて表彰を行います。

5.記念講演会
 2~3月に記念講演会を開催します。当日のプログラムは、[1]基調講演 [2]受賞者の講演 [3]パーティーを予定しています。参加者はJISA会員、マスコミ関係者等です。詳しくは別途ご案内いたします。

6.受賞者の特典
・1年間JISAの行事・講演会等で紹介されます。
受賞のロゴマークを使用できます。


問い合わせ:一般社団法人情報サービス産業協会 広報サービス部 press@jisa.or.jp 03-6214-1121


  •  

このページの先頭へ▲