情報システムの設備環境基準(JEITA IT-1002A)

要約

 本基準は、2001年に廃止された「情報サービス業情報システム安全対策実施事業所認定制度」の「認定基準」を継承し、電子情報技術産業協会より2003年3月に制定され、2011年に改定された。今日のコンピュータ室関連の設備環境における技術革新とセキュリティ管理の現状を鑑み、情報システムの安定稼働及び安全性の確保の条件と事業継続計画を設備環境基準としてまとめたものである。

特徴

  • コンピュータなど情報システムの安定稼働および安全性確保の条件と事業継続計画について設備環境基準ガイドとしてまとめたものであり、情報システムの稼働条件、災害対策および防犯対策で必要な遵守項目とその確認方法が記述されている。
  • 検討すべきすべての項目を網羅的に作成しており、各項目の適用に当たっては、求められる情報システムの稼動要件とその要求レベルを考慮し、具体策を採用する必要がある。
  • 具体的な対策事例を収めた解説書である「情報システムの設備ガイド」と合わせて利用することで、より具体的な対策を検討することができる。

公開元

http://www.jeita.or.jp/cgi-bin/standard/list.cgi?cateid=8&subcateid=44

(2014年9月)

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