プロジェクトマネジメント知識体系第5版

要約

 PMBOK(プロジェクトマネジメント知識体系)とは、アメリカの非営利団体PMIが策定した、プロジェクトマネジメントの知識体系。『A Guide to the Project Management Body of Knowledge』という書籍にまとめられており、プロジェクトを実施する際の基本的な考え方、手順をまとめたもので、広く知られている。

特徴

  • プロセスと知識エリアのマトリックスで知識を体系化している。
  • プロセスは[立ち上げ][計画][実行][監視][終了]の5つがあり、他のマネジメントシステム同様PDCAサイクルとなっている。
  • 知識エリアは[マネジメント統合][スコープ・マネジメント][タイム・マネジメント][コスト・マネジメント][品質マネジメント][人的マネジメント][コミニュケーション・マネジメント][リスク・マネジメント][調達マネジメント][ステークホルダー・マネジメント]からなっている。
  • 第5版からは、知識エリアに「ステークホルダー・マネジメント」が追加され、10の知識エリアとなった。これは2012年に発効した、プロジェクトマネジメントの国際規格ISO21500との整合性をはかるための改定である。
  • PMI本部が認定しているプロジェクトマネジメントに関する国際資格(PMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル))がある。
  • 2013年12月 PMBOK第5版日本語版が公表された。

公開元

http://www.pmi-japan.org/bookstore/pm_std/

(2014年9月)

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