S3f JISAセッション


                  

講演タイトル

技術評価の羅針盤 情報技術マップの活用
~『クラウド』『モバイル』『ビッグデータ』の今後を探る~ 

講師

株式会社野村総合研究所
IT基盤イノベーション事業本部 基盤ソリューション企画部
上級研究員 亀津 敦 

概要

JISAでは2004年度より「情報技術マップ調査委員会」を設置し、技術動向を把握することを目的とした情報技術マップ調査を実施している。本調査は、技術を利用した実績や、今後の着手意向を探る事で、業界としてそれぞれの技術が今どの方向に動き出そうとしているのかを明らかにしようとするものである。

今年は、クラウドコンピューティングに関連する技術への関心が“クラウドを利用する”ためのものから“クラウドを作る”技術へと広がっている様子がみられたり、データ分析関連の技術への関心が今までないレベルで高まっていることがうかがえたりと、SIに用いられる技術の大きな変化を予感させる傾向が見え始めている。

そこで本セッションでは、直近のアンケート結果(2013年度実施)のデータを用いながら、情報技術マップ調査の分析方法と技術動向の読み解き方を解説するとともに、『クラウド』『モバイル』『ビッグデータ』といったテーマについて、近年の業界事例を交えながら、今後どのように発展するか考察する。

プロフィール

1996年東京大学経済学部卒業後、精密機器メーカーの情報システム部門・経営企画部門勤務を経て、2000年に野村総合研究所に入社。情報技術本部にてIT動向の調査と分析を行うITアナリスト集団に所属。専門は、情報系システム全般(主にEIPやナレッジマネジメント)と、ユビキタス・ネットワーク技術の知識分野への応用など。著書に「ITロードマップ 2014年版」「Twitterの衝撃」(ともに共著)がある。 
                      
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