SPES2014経験報告・実践事例募集

JISAでは本年7月23~24日の二日間にわたり、秋葉原UDXにおいて技術シンポジウム『SPES2014』を開催いたします。今年度の重点テーマは「新たなビジネス創造と実現に向けた技術獲得」といたしました。

従来、情報システムはビジネスの場において、業務効率化や省力化を期待されて導入が進められて参りました。しかし、民間団体の調査に拠れば、米国においては情報技術(IT)は競争優位性を生み出す、又は競争力を維持するためのツールであり、マーケティングや販売の場面で効果が発揮されると理解されているようです。国内では、まだIT投資をコストと捉えている場面が多く見受けられますが、今後はますます収益に貢献する道具になっていくと認識しています。

これらの背景を踏まえ、1日目は重点テーマに対する当業界内外の有識者による講演を中心として、2日目は現場の技術基盤を強固とするための「現場による現場のための発表と講演」を中心として、プログラムを構成します。

つきましては、例年同様、2日目の経験報告セッションにおいて、現場での実践的な取組や改善活動、新技術への適用事例、システム利用者視点での開発、人材育成施策、グローバルビジネスへの取組等の経験報告や実践事例を広く募集いたします。

皆様の日頃の創意工夫と成果を発表する機会として、積極的にご応募いただきたく、お願い申し上げます。
なお、優れた事例又は研究及びプレゼンテーションには、それぞれベストプラクティス賞及びベストプレゼンテーション賞を授与いたします。

敬具

1.募集テーマ

エンタープライズ系及び組込み系の現場における、ソフトウェアエンジニアリング(開発及び管理)の実践や、定性的又は定量的な効果に係る経験報告及び実践事例を募集します。また、本年度テーマ「新たなビジネス創造と実現に向けた技術獲得」に関する事例や研究の投稿も歓迎いたします。

■開発技術に関するテーマ:
ソフトウェアアーキテクチャの適用と評価、アジャイル開発の事例と評価、サービス化モデルの取り組みなど。

■プロセスに関するテーマ:
要求獲得プロセス、変更管理プロセス、見積プロセス、レビュープロセス、テストプロセス、開発・保守・運用プロセスなど。

■改善に関するテーマ:
プロセス改善に関する事例と経験、その効果、改善方法、改善効果の測定、方法改善のための経営的支援、TSP、PSP、改善のための人材育成など。

■人材に関するテーマ:
スキル標準適用の事例、教育カリキュラムの事例と評価、など。

■利用者視点に関するテーマ:
クラウドや携帯端末(タブレット型端末、スマートフォン)の利活用を通して効果を得た事例など。

■その他一般:
要求工学,標準化活動、品質/生産性/信頼性向上への取り組み、大規模プロジェクトのマネジメント事例、中小規模プロジェクトのマネジメント事例、グローバルビジネスへの取り組み、海外企業との協業、など。

 

2.応募方法

(1) 投稿形式:
規定のフェイスシートに記入の上、投稿ガイドラインに基づき、発表資料形式でSPES2014事務局までご投稿下さい。
□投稿ガイドライン
□フェイスシート(査読対象):
□発表資料形式(査読対象):
MS-PowerPoint2003以上形式、あるいは1頁1スライドのPDFファイル
(2) 応募条件
特になし。JISA(情報サービス産業協会)会員である必要はございません。
(3) 応募締切
2014年4月23日(水)
※締切日を延長いたしました。 
(4) 投稿先
電子メールにてご投稿下さい。
SPES2014事務局:spes2014@jisa.or.jp

3.査読及び審査

 実践の観点から有用性、信頼性、客観性を基準にSPES企画WG全委員により厳正に審査いたします。

4.表彰

 公募された経験報告や論文の中から、過去受賞経験のない方を対象として、「ベストプラクティス賞」を、発表当日のプレゼンテーションに対し「ベストプレゼンテーション賞」を授与いたします。

5.スケジュール

2014年2月3日(月):経験報告・実践事例公募開始
2014年4月14日(月):募集締切(締切延長のご相談可)
2014年4月23日(水):投稿延長締切日
2014年5月27日(火):採否通知(予定)
2014年6月24日(火):印刷用原稿締切(採択者のみ)
2014年7月23日(水):SPES2014 (開催1日目)
2014年7月24日(木):SPES2014 (開催2日目)セッション発表、表彰、ポスターセッション(採択者のみ)
※採択者はセッション発表及び情報交換パーティ会場でのポスターセッションをお願いいたします。

6. 発表要領:

(1) 発表時間:45分(発表35分、質疑時間10分)
(2) 機材準備:発表者によるPC持込(事務局側では用意いたしません)
(3) 配付資料:参加者のみPDFファイル(印刷のみ可)をJISAウェブサイトからダウンロード
(4) ポスターセッション:ボード(900×1800mm)をご用意いたします。
※情報交換パーティのフランクな会場で、活発なコミュニケーションをお願いいたします。

7.発表者の特典:

経験報告・実践事例の発表者(採択者)及び共同研究者1名まで、2日間のシンポジウム参加費(30,000円相当)が無料です。発表当日の昼食もご用意いたします。

8. 【SPES企画WG委員】

主査:
中元秀明(野村総合研究所)
幹事:
足立久美(デンソー)
位野木万里(東芝ソリューション)
平石輝彦(パナソニック)
委員:
斎藤忍(NTTデータ)
磯野聖(キヤノンITソリューションズ)
藤原史子(構造計画研究所)
秋元裕和(情報処理推進機構)
木村美子(情報処理推進機構)
保立久幸(情報処理推進機構)
新谷勝利(新谷コンサルティング)
山路厚(デンソーテクノ)
會澤実(東芝)
大屋力(日本アイ・ビー・エム)
込山俊博(日本電気)
福地豊(日立製作所)
隅垣隆夫(日立ソリューションズ)
川幡和利(富士通エフ・アイ・ピー)
飯沢篤志(リコー)
エキスパート:
井上克郎(大阪大学)
伏見諭(東海大学)
野中誠(東洋大学)
青山幹雄(南山大学)

9. 問い合わせ先:

SPES事務局(鈴木/大原) 電話 03-6214-1121 電子メール spes-staff@jisa.or.jp

以上

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