JDMF2016 プログラム詳細

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2 招待講演
「人工知能はビジネスをどう変えるか」
10:00~10:45
矢野 和男
 (株式会社日立製作所 理事 研究開発グループ技師長 兼 人工知能ラボラトリ長)
人工知能が注目されている中で実はビジネスの成果はなかなか出ていない。ビジネスの成果につながる人工知能のために何が必要かを解き明かす。14分野57案件を超える実適用のユースケースを使い、今後を展望する。

【プロフィール】 1984年㈱日立製作所入社。2004年から先行してウェアラブル技術とビッグデータ収集・活用で世界を牽引。論文被引用2,500件、特許出願350件超。のべ100万日を超えるデータを使った企業業績向上の研究と心理学や、人工知能からナノテクまでの専門性の広さと深さで知られる。特にウェアラブルによるハピネスや充実感の定量化に関する研究で先導的な役割を果たす。工学博士。IEEE フェロー。


3 パネルディスカッション
『デジタルビジネスの先駆者たち』
11:00~12:20
モデレーター:田口 潤(株式会社インプレス 編集主幹)
パネリスト:
矢野 和男
(株式会社日立製作所 理事 研究開発グループ技師長 兼 人工知能ラボラトリ長)

小野 和俊
(株式会社セゾン情報システムズ 常務取締役 / 株式会社アプレッソ 代表取締役社長)
【プロフィール】 1999年サン・マイクロシステムズ㈱に入社後まもなく米国 Sun Microsystems, Inc での開発を経験し、2000年より㈱アプレッソ代表取締役に就任、データ連携ミドルウェア DataSpider を開発する。2002年には DataSpider が SOFTIC ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤーを受賞。2004年度未踏ソフトウェア創造事業 Galapagos プロジェクト共同開発者。2013年より㈱セゾン情報システムズHULFT事業CTO、2014年より他事業部も含めたCTO、2015年より取締役 CTO、2016年より常務取締役 CTOを兼任。

竹村 大助 (日本システムウエア株式会社 ITソリューション事業本部 ビジネスイノベーション事業部 事業部長)
【プロフィール】 クラウド・IoTサービス事業などの企画・提供部門の責任者。ITベンチャーを経て2001年に同社入社。エンジニアとして業務をこなす傍ら、新サービスの企画や新ビジネス立ち上げなどを経験。2010年にサービス事業専門部隊を立ち上げ、インフラからアプリケーションまで幅広いサービスを展開。Sierのビジネスモデル変革にチャレンジする日々を送っている。

山谷 正己 (Just Skill Inc.社長/名桜大学客員教授)※シリコンバレーからweb参加予定
【プロフィール】 日本アイビーエムを経て1980年に渡米。米国IBM、米国Amdahlにて仮想計算機(VM)の開発に従事。その後独立してシリコンバレーに同社を設立。最新ITビジネスのコンサルティング、トレーニングに専念。


4 チュートリアル
『今回の人工知能のブームは本物か』 
11:00~12:20
松原 仁(公立はこだて未来大学 副理事長)
現在人工知能は3回目のブームを迎えている。囲碁でコンピュータがトッププロ棋士に勝つ、コンピュータと人間が創作した小説が文学賞の
一次審査を通るなどのニュースが大きく取り上げられている。これまでの2回のブームは期待外れに終わってその後に人工知能は冬の時代を
迎えた。今回のブームが3回目の正直かあるいは2度あることは3度あるのかを考えたい。
※ 講師とのディスカッション時間を設けています

【プロフィール】 1986年東大大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。工学博士。同年通産省工技院電子技術総合研究所(現産業技術総合研究所)入所。2000年公立はこだて未来大学教授。2016年同副理事長。情報処理学会理事、観光情報学会理事、人工知能学会前会長。著書に『将棋とコンピュータ』,『鉄腕アトムは実現できるか』、『先を読む頭脳』(共著)、『一人称研究のすすめ』(共著)、『観光情報学入門』(共著)、『人工知能とは』(共著)など。


6 ランチョンセミナーA
「カナダ情報サービス業と企業のご紹介
 - ネットワーク&データ・セキュリティにフォーカスして」
12:30~14:00
カナダ大使館商務部
カナダ情報サービス業は、北米情報サービス業の知的財産とマンパワー全体の2~3割を占めますが、日本における認知度は高くありません。このセミナーは、カナダ情報サービス業界を概観した後、ネットワーク&データ・セキュリティソリューションの BueCat Networks  と Absolute Software が、現在どのように日本で展開しているのかをご紹介します。
すべて日本語、質疑応答の時間あり。
【別途お申込が必要です>>JISA会員限定・お申込はこちら】


5 ランチョンセミナーB
「サイバー攻撃の現状と保険を活用したリスクファイナンス
~JISA情報サービス業賠償責任保険制度のご紹介(仮)」
12:30~13:30

サイバー攻撃の手法、傾向、侵害などのサイバーセキュリティの現状をご説明し、セキュリティ投資で賄いきれない部分に保険を活用するリスク管理についてご紹介します。
【別途お申込が必要です>>JISA会員限定・お申込はこちら】

 
7 キーノート 第1部 『破壊的イノベーションの脅威』
13:30~14:15
8 キーノート 第2部 『破壊的イノベーターになるための7つのステップ』 
14:30~15:15
玉田 俊平太(関西学院大学 専門職大学院 経営戦略研究科 教授)
多くのビジネスパーソンが聞いたことはあるが完全には理解できていない「イノベーション」。中でも誤解している人の多い「破壊的イノベーション」について、①破壊的イノベーションとは何か(=敵を知り)、②何故優良企業であっても破壊的イノベーションに打ち負かされてしまうのか(=己を知り)、③自らが破壊的イノベーションを起こすためにはどのようにすれば良いか(=戦略)について、米国スタンフォード大学のバイオデザイン・プログラムの事例なども紹介しながら、順を追ってわかりやすく解説し、「百戦あやうからず(百回戦っても危険な状態にはならない)」な状態になっていただくことを目指す。
※ 第1部、第2部どちらかのみの参加も可


9 活動紹介
『技術評価の羅針盤 JISA情報技術マップ2015の紹介
~2万5千人参加の会員アンケートから探るIT技術動向について~』
13:30~14:15
山口 陽平(JISA技術強化委員会 情報技術マップWG 座長)


10  講演 『IoT時代のリスクの認識と製品開発時の重要ポイントを解説
~「つながる世界の開発指針」の策定の背景と実践に向けて』
13:30~14:15
宮原 真次(独立行政法人情報処理推進機構ソフトウェア高信頼化センター研究員)
IoTの活用が急速に進み、様々な機器やサービスがつながることで、新たなサービスや価値が生まれている。一方、様々なモノが「つながる世界」
では、思いがけない事故やインシデントの増加が懸念される。IPA/SECでは、IoT時代の到来に備えて安全・安心を確保するための「つながる世界の開発指針」を策定した。本講演では、つながる世界の脅威やリスクについて解説し、「つながる世界の開発指針」の実践に向けたポイントを紹介する。

【プロフィール】 富士通株式会社で大型汎用コンピュータやストレージ製品など各種ICT装置の設計検証業務に従事。2007年に株式会社富士通コンピュータテクノロジーズに出向(執行役員)し、ICT関連装置の検証ビジネスの事業化に従事。2010年に富士通株式会社に復帰し、クラウドサービス基盤の高信頼化と運用品質の構築支援業務に従事。2014年にIPAに入構し、IoT製品・サービスの高信頼化に関する調査・研究に従事し、現在に至る。


11 JISA会長からのメッセージ 14:00~14:20
横塚 裕志(一般社団法人情報サービス産業協会 会長)


 
12 ワークショップ
『自由に語ろう!SIの未来 ~オープンセッションで変革の種を持ち帰ろう!~』

 第1部 『ソフトウェアの変革について考えよう』 
14:20~15:10
13 ワークショップ
『自由に語ろう!SIの未来 ~オープンセッションで変革の種を持ち帰ろう!~』
 第2部 『明日から活用できるヒントを見つけよう』
15:20~16:00
【ファシリテーター】 角野幸子(NECソリューションイノベータ(株))/八田亜由子(LASSIC(株))/ 飯野保志((株)Be-Side)
            高柳謙(ダイアログデザイン) 
年齢や立場や会社の枠を超え、本音も交えながら自由にオープンに話すことで、アイディア、思い、ひらめき、活動ヒントなど様々なものが得られるこ とでしょう。
普段気づかなかったソフトウェアの魅力に気づき、新たな可能性を見つけてみませんか?体験する話し合いの手法は、会社でもきっと役立ちます!


14 講演
 
『系(システム)という世界の見かた 』
14:30~15:15
岡田 龍太郎(筑波大学大学院 システム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻 情報数理研究室 博士研究員)
コンピュータに目標を与えたらコンピュータが自動で最適化してくれる世界が実現したとすれば、人間はどのような目標をコンピュータに与えるべきか
を考えなくてはならない。しかし人間はどんな目標を持ったらいいのだろうか。こうした疑問を整理して考えるためには、「系(システム)」という観点から
物事を見ることが有効である。系(システム)とは何かについて事例を交えながら紹介する。

【プロフィール】 2007年筑波大学第三学群情報学類卒業。2009年筑波大学大学院システム情報工学研究科博士前期課程修了。自動作曲、感性情報処理、対話分析の研究に従事。


15 講演
 
『ロボットはもう一つの自分の身体たり得るか』
14:30~15:15
吉藤 健太朗(株式会社オリィ研究所 代表 / ロボットコミュニケーター)
病気が理由で仕事や学校に通えない、無菌室から長期出ることができない、呼吸器をつけ全身麻痺で寝たきり、そういった状態で毎日を孤独に
過ごす人達は如何にして人と出会い、社会に参加していくのか。そこに居るということ、存在、身体、生きる事とは何か。

【プロフィール】 小学5年~中学3年まで不登校。高校時代、電動車椅子の新機構を発明し、世界最大の科学コンテストISEFにてGrand Award 3rdを受賞、その後寄せられた多くの相談と自身の療養経験から、孤独の解消を志す。高専にて人工知能を研究した後、早稲田大学にて2009年から孤独解消を目的とした分身ロボットの研究開発を独自のアプローチで取り組み、2012年株式会社オリィ研究所を設立、代表取締役所長。青年版国民栄誉賞「人間力大賞」、AERA「日本を突破する100人」、フォーブス「30 Under 30 2016 ASIA」などに選ばれる。


16 経験報告 『マイクロサービスアーキテクチャの実践』 14:30~15:15
斉藤 稔(東芝ソリューション株式会社 ソリューションセンター ソリューション生産技術部 生産技術担当)
システム開発のアプローチは、データを記録し蓄積するSoR(Systems of Record)だけでなく、外部のサービス、人とも連携するSoE(Systems or Engagement)が重要となっている。SoEを実現する手段の1つとしてマイクロサービスアーキテクチャがある。当社ではマイクロサービスアーキテクチャを推進し、開発基盤やガイドラインの開発を行っている。本報告では、当社で実施したマイクロサービスアーキテクチャを採用したシステム開発の事例を紹介し、マクロサービス化で考慮すべき観点や、開発プロセスで工夫した点を紹介する。


17 経験報告 『プロセス分析に基づくドキュメント再構成によるプロセス改善
 ~車載通信モジュール開発における実施と効果予測~』
14:30~15:15
小島 裕次(株式会社デンソー 情報通信技術3部 第4技術室)
これまで社内では、CMMIやAutomotive-SPICEなどのモデルを使用したプロセス改善を推進してきた。しかし、モデルによる改善は推進者が現場のプロセスよりも、モデルへの準拠を重視したため、現場に定着するのが難しかった。そこで、我々は現場のプロセス分析に基づいたプロセス改善を実施した。具体的な方法は次のとおりである。最初に、不具合情報の分析とプロセス分析から、問題のドキュメントを特定する。そして、問題のドキュメントに記載されている情報の有用性を分析し、分析結果に基づいてドキュメントを再構成することによりプロセスを改善する。以上により、現場が受け入れやすいプロセスを設計でき、ドキュメントの品質改善、コスト削減の効果が期待できることを確認した。


18 講演 『ビッグデータを活用する人工知能技術 〜社会実装の取り組みと課題〜』 15:30~16:15
本村 陽一(産業技術総合研究所人工知能研究センター 首席研究員)
ビッグデータから学習する機械学習により、現在人工知能の実用化が劇的に進んでいる。産総研では次世代人工知能技術研究開発を進めて おり、人と相互理解できる次世代AI技術とIoT・ビッグデータのさらなる活用のための社会実装上の課題や応用事例の紹介を行う。またAIを活用するためのデータ・知識の共有、問題解決のための具体的なアクション、ビッグデータ活用の方法論や産業構造やイノベーションの変革についても議論する。

【プロフィール】 1993年通産省工技院電子技術総合研究所入所、2008年産総研サービス工学研究センター大規模データモデリング研究チーム長、11年同副研究センター長、15年情報技術部門副部門長などを経て、15年5月より国立研究開発法人産業技術総合研究所人工知能研究センター副研究センター長、16年4月より同首席研究員及び確率モデリング研究チーム長。統計数理研究所客員教授、東京工業大学大学院特定教授、東京理科大客員教授兼任。


19 講演 『屋内位置情報が実現するイノベーションサービス』 15:30~16:15
鳥居 暁(ボクシーズ株式会社 代表取締役)
屋内位置情報は、世界的に拡大している O2O・オムニチャネル市場で不可欠な技術として注目されており、都市空間に屋内位置情報を整備する ことで、新しい利便性と良質な体験を提供することが可能となる。

【プロフィール】 1998年に富士通でシステムエンジニア、2003年にYahoo!BB の販売代理店で営業を経て、2006年5月にボクシーズ株式会社を設立。2012年12月に屋内位置情報サービスのTAGCASTを発表。CEATEC AWARD 2014のソーシャル・イノベーション部門でグランプリを受賞、Microsoft Innovation Award 2016でファイナリストを受賞。


20 講演 『髪の毛で音を感じる装置Ontenna』 15:30~16:15
本多 達也(富士通株式会社 グローバルマーケティング本部 総合デザインセンター)
Ontenna(オンテナ)は、ヘアピンのように髪の毛に装着し、振動と光によって音の特徴をユーザに伝える全く新しいデバイスで、「まるで猫のヒゲが 空気の流れを感じるように髪の毛で音を感じることのできる装置」をコンセプトに、ろう者と協働して開発された。その誕生のきっかけから今後の展望について語る。

【プロフィール】 大学1年生の時にろう者を助けたことがきっかけで手話の勉強を始める。手話通訳のボランティアや手話サークルの立ち上げ、NPOの設立などを経験。人間の身体や感覚の拡張をテーマに、ろう者と協働して新しい音知覚装置の研究を行う。2014年度未踏スーパークリエータ。


21 経験報告 『 「あるある診断ツール」 による保守 / 運用課題の可視化実践』 15:30~16:15
室谷 隆(TIS株式会社 生産革新本部 生産革新部主査)
「あるある診断ツール」は、
  ・だれでも簡単に(約30分)、現在のプロジェクトの状態をチェックするだけで改善課題を可視化できる、エクセルで作られたツールである。 社内の保守PJや、運用PJに適用した結果、以下の効果が分かり、有用であることを確認した。
  ・PJの課題が明確になり、改善策が立案可能  ・改善の前後比較で改善効果を可視化
  ・設問は標準準拠のため、課題を改善するだけで標準に準拠可能
  ・PJメンバーの認識相違が明確になり、コミュニケーションが活性化
    →風通しの良い組織へ
  ・顧客との認識相違が明確になり、コミュニケーションが活性化し、顧客と合意すべき改善ポイントが明確化
    →顧客満足度の向上
  ・排除、削減、低減しなければならない課題の認識
    →eラーニングと同等の教育効果


22 経験報告
 
『チケット駆動開発基盤とプロダクトライン型開発の融合手法の検討と評価実験』
15:30~16:15
宮本 陽一(三菱スペース・ソフトウエア株式会社 鎌倉事業部 宇宙第一技術部)
当社既製品の派生開発では、非効率な再利用(場当たり的な再利用)という課題に直面している。再利用性の効率を上げるアプローチとしてプロダクトライン型開発への早期移行を試みる中、当社の開発を支える開発手法や環境(チケット駆動開発基盤)にプロダクトライン型開発を融合させる方法(Feature on TiDD)を見出した。本報告は、その融合方法と評価実験を行った結果に関する事例報告である。


23 「Young Innovators Forum in JDMF」    ※詳細はこちらをご覧ください
~会員の、会員による、会員のための事例発表会(第3回)~
15:30~16:15
『問題探求型のSEになる』
川口 伊澄(株式会社インフォメーション・ディベロプメント)
急激に進化する情報化社会の中で、SEに求められるスキルも変化してきていると感じており、技術はもちろんのこと、これからの社会ではとりわけ新たな価値を持つ付加価値の高いサービスを自ら発掘し提供できる「問題探求力」があるSEが求められている傾向にあると感じています。今回の講演では「問題探求型のSEとは何か」、「なぜ問題探求型なのか」、「問題探求型のSEになるにはどうしたらよいか」について、過去の経験を例に挙げながら自分なりの考えをお話させていただき、皆様と意見交換・交流をしたいと考えています。
『AIを生かしたビジネス創出に向けて ~実践の中で考えてきたこと~』
山川 均(株式会社インテージテクノスフィア)
いま、AI(人工知能)という言葉を聞かない日は無いぐらい、空前の”AIブーム”となっています。2014年、インテージグループのIT基盤を支える会社として新たに出発した当社では、発足以来AIに着目し、当該技術の活用に向けた取り組みを行ってきました。AIをお客様のビジネス課題にどのように適用するか、ひいては当社のビジネスにどのように活かせるか。これまでの実践の中で、一担当として「どのようなことを感じ、考えてきたか」をお話させていただき、今後益々活発化するAIを活かしたソリューション開発に向けて必要となることを、ご一緒に考えていけたらと思います。
『既存領域からかけ離れた事業で新会社設立に立ち会っている中で感じていること』
熊谷 優(株式会社ユニ・トランド)
「あなたは知らない土地でバスに乗れますか?」 2016年5月に発足したばかりの会社 株式会社ユニ・トランド。目的地検索型のバス路線検索サービスや、バスロケーション、その他移動体管理など、BtoB(toC)の事業を手がけています。設立から半年に満たない会社で起きていること、整理券式のバスで運賃の払い方さえ知らなかった私が、たった5人の会社でどのようなことを考え、感じ、仕事をしているのか、以前の仕事とどのように変わったのかをお話しできればと思います。


24 講演 『日本のソフトウェア技術者の生産性及び処遇の向上効果研究
 ~アジア、欧米諸国との国際比較分析のフレームワークを用いて~』(仮)
16:30~17:15
中田 喜文(同志社大学大学院 総合政策科学研究科 教授)
ソフトウェア技術者の生産性および労働条件の5カ国国際比較。本人の能力や意欲は言うに及ばずとしても、例えば取り組む仕事(具体的な研究開発の内容)と興味や能力との適合性は大切では?と容易に想像できる。さらには、働く場が、ポテンシャルを最大発揮できる環境を提供しているか?言い換えれば、どのような職場環境を提供すれば能力が最大限に発揮できるのか?を探る。

【プロフィール】 1986~87年:Assistant Professor, Department of Economic & Legal Studies, University of Alabama、1987年:Ph.D. in Economics, University of California, Berkeley、1988年~:同志社大学専任講師、助教授、教授(労働市場論担当)、2002~04年:同志社大学マネジメントスクール長(2004年ビジネススクールへ改名)、2003~08年:21世紀COE「技術・企業・国際競争力の総合研究」拠点代表、2007年~:同志社大学技術・企業・国際競争力研究センター長、2010年~:事業承継学会代表理事。


25 講演 『IoT産業政策について ~海外の動向と日本企業が起こすべき行動~ 』(仮) 16:30~17:50
津脇 慈子(経済産業省 商務情報政策局 情報通信機器課 課長補佐)
※講師とのディスカッションの時間を設けています。


26 経験報告 『ICT利用による二次交通活性化と地域活性化』 16:30~17:00
高野 元(株式会社ユニ・トランド 代表取締役社長) 
国が地方創生という言葉とともに、高齢化・過疎化する地方について様々な施策や補助金等で支援している中で、利用者減少のため地元の方々の足となるべく二次交通を担っているバス会社の体力が落ちてきており、路線の縮小や廃線が相次いでいる。地方というのは、交通の足が無くなると急速に廃れていくため、そのような状態にならないためにも二次交通の主役であるバス事業を活性化させる必要があった。そこで、地方のバス会社で40年ぶりに前年度の利用者数を増加させるという業界において驚異的なことを成し遂げた、北海道帯広市の十勝バス株式会社の取り組みをITの力でアプリ化した。路線検索・バスロケーション・観光アプリ等により、地元利用者のみならず出張で訪れた人や観光旅行者、またはインバウンドと表現される海外からの旅行者にとって有用でかつ路線バスを積極的に利用してもらう仕組みを開発・リリースをした。また、得られた様々なデータから、戦略的な路線計画や運行計画の策定についても、将来的に実施できるよう大学と研究を開始している。


29 経験報告
『外販を見据えた社内標準基盤整備プロジェクトにおけるアジャイル・クラウド活用事例報告』
16:30~17:00
井場 辰彦(株式会社シーエーシー ソリューションカンパニー ソリューションビジネス部 技術企画サービスプロデューサー)
CAC開発プラットフォーム「AZAREA」の開発プロジェクトに関する開発事例報告。従来型の受託開発向けの開発プロセスとは異なる、製品・サービス開発プロジェクトに適した開発プロセス構築に向けたアプローチ(アジャイル開発的なアプローチ)と、震災を契機に必要性が増加した、テレワーク可能な開発インフラの構築に関する報告。


27 経験報告
『デジタルビジネス時代の業務分析(Digital Business Analysis)の提案と評価 』
17:00~17:30
山口 一郎(東京ガスiネット株式会社 システム監理部 品質監理グループ グループマネージャー)
近年、社会的ニーズや価値観が大きく変化し、それに対応するため業務分析を用いた業務企画も先進的ITを活用し,業務プロセス改革に迫られている。一方、従前の情報システム化企画の進め方ではIT活用検討が不十分で業務改革が進まず、経営ニーズに十分こたえられないという課題がある。そこで、業務と情報システムは不可分であるとの認識から、先進的企業の事例を基にIT活用検討を促進するデジタルビジネスアナリシスとして業務分析プロセスを提案する。


28 経験報告
『ベンチマークデータの分析に基づく品質改善マネジメントの実践』
17:30~18:00
佐伯 正夫(独立行政法人情報処理推進機構 技術本部 ソフトウェア高信頼化センター システムグループ 専門委員)
IPA/SECは、多数の完了プロジェクト・データに基づく公開ベンチマークとして「ソフトウェア開発データ白書」を定期的に発行して、定量的管理(特にベンチマーキング)の普及促進を図っている。しかしながら現状では、同書を利用した代表的なベンチマーキング・シーンは主に見積りの妥当性評価であり、ベンチマーキング本来の「改善を目的としたベンチマーキング」、特に「品質マネジメント推進のためのベンチマーキング」については普及しているとは言い難い。そこで同書データベースを利用して具体的な品質マネジメント改善に向けた分析を重ねた結果、品質改善に関する種々の知見が得られた。
 (例1)上流工程での不具合摘出比率を高めることによって、信頼性向上を図ることができる。
 (例2)経済性を勘案した設計レビュー工数の強化目標として、約10人時/KSLOCが目安になる。
 (例3)計画工期が厳しいと(標準的工期より短くて開発工程の重なりがあると)、信頼性が低下する。
 その内容に内部ベンチマークを利用したIT企業のベンチマーキング事例を追加掲載した「統計指標に基づく品質マネジメント実践集」を作成し、公開した。なお、本成果は具体的なベンチマーキング方法の手引としても活用できる。


30 経験報告
『組織内アジャイルエバンジェリストのためのパターンランゲージ』
17:00~17:45
福田 朋紀(リコーITソリューションズ株式会社 ITソリューション事業部 アジャイルエバンジェリスト)
本報告では、企業内におけるアジャイル展開・推進活動におけるよりより活動について考え、コミュニケーションをはかり、実施していくためのツールとして、「アジャイルエバンジェリスト・ランゲージ」を提案する。実際にアジャイルエバンジェリストとして活動した際の教訓をパターン・ランゲージにすることで、アジャイルのアプローチや技法を伝える役割を果たす場合において、担当者がより良く行動できることを目指している。

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