第3回 ソフトウェアエンジニアリング標準化研究会

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 平成30年9月11日(火)16時から18時まで、第3回ソフトウェアエンジニアリング標準化研究会(幹事:川田葉子、(株)構造計画研究所 PM品質保証センター)がJISA会議室において10名(発表者、事務局含む)の参加を得て開催された。

議事は以下の通り。

  1. 各社事例紹介及びディスカッション
     (株)構造計画研究所 PM品質保証センター 川田葉子幹事から「標準化入門」を題して、標準化定義と役割およびその種類について紹介があった。
    質疑では標準化の意義などについて、その通り実施するだけではなく、最適を考えながら標準化を準拠する工夫等、議論が活発に行われた。
  2. グループ別討議
    (1) 世の中の標準化のマッピングを行うグループ
     標準フレーム2013のプロセス毎に、標準規格・業界標準・品質生産性・技法の観点で整理しており、今回はソフトウェア実装プロセスについて議論した。次回、ソフトウェア実装プロセスを詳細化して整理する予定。
    (2) テーマ別研究を行うグループ
     プロジェクトの失敗を防ぐためには、要件定義の進め方が重要であり、今回は要件定義手法について議論した。出来なければならない要件以外に、あってはならない要件もしっかり定義しないといけない。失敗事例について多く議論してきたが、ベストプラクティスについてはあまり議論していないことで、今後はベストプラクティスについても議論していく予定。
  3. その他
     VSE国内規格(JIS X0165-2)改訂が確定した。標準化研究会メンバーには改訂作業グループへの参加のお誘いがあった。
     10月中旬に名簿作成予定とし、活動開始後は月1回定例会を実施する予定。興味がある方は事務局に連絡する。
     次回の会合は10月23日(火)開催とする。出欠確認は別途連絡する。

(會木)

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