平成30年7月24日(火)16時から18時まで、第2回ソフトウェアエンジニアリング標準化研究会(幹事:川田葉子、(株)構造計画研究所 PM品質保証センター)がJISA会議室において10名(発表者、事務局含む)の参加を得て開催された。
議事は以下の通り。
- 事例紹介
(1) JISA標準化とIPA
合同会社ソフデラ 伏見 論氏からJISAとIPAの関係性について紹介があった。
(2) 制御システムセーフティ・セキュリティ実践
IPA 久野 倫義氏から制御システムセーフティ・セキュリティ要件検討ガイドについて紹介があった。
- グループ別討議
(1) 世の中の標準化のマッピングを行うグループ
世の中の標準化を纏めるフォームを作成した。共通フレーム2013の各プロセスを基にして要件定義プロセスと問題解決プロセスを纏めた。次回はソフトウェア実装プロセスを纏める予定。
(2) テーマ別研究を行うグループ
プロジェクトが上手く進んでいない状況を早期に見分ける手法について議論した。上流工程にて問題を検知することが重要であり、今後問題の兆候の見極め方などを検討する予定。
- 共有事項
- SC7/WG24で「Software Assurance」に関する書籍が紹介された。世界的に利用されている標準をまとめた本とのこと。当研究会にて1冊購入予定であり、上手に活用して欲しい。
- JISAソフトウェア工学実践シンポジウムにて経験報告を募集中である。今回の募集に間に合うようであれば、当研究会の成果を発表したいと考えている。また来期以降も継続的に報告したいと考えている。各社でも良い事例があれば、経験報告をお願いしたい。
- JISA会員連係コミュニティにて、当研究会の活動状況を説明する予定。
- 小規模組織(VSE)プロセスのJIS規格があり、今後改訂する予定である。前回はJISAが対応しており、今回もJISAのVSE研究会または当研究会にて対応する必要があると考えている。ただし、対応範囲が多岐に渡るため、来期VSEプロセスの改訂チーム立ち上げる予定である。当研究会メンバはできるだけ参加して欲しい。期間は来期から2年程度。別途、研究会メンバに案内メールが配信される予定。
- 次回の会合は9月11日開催とする。出欠確認は別途連絡する。
(會木)