平成30年5月22日(火)16:00~18:00、第6回ソフトウェアエンジニアリング標準化研究会(幹事:川田葉子、(株)構造計画研究所 品質保証センター PM支援室 室長)がJISA会議室において9名の参加を得て開催された。
議事は以下の通り。
- 各社事例紹介
TOKAIコミュニケーションズの事例について発表、質疑応答が行われた。
これまでの障害等の分析を通じ、標準の適用やドキュメントテンプレートの大切さを感じたが、 現場の担当者が「業務が楽になる」と感じなければ標準化は無意味である。それをどのように訴求するのかが重要という意見が交わされた。
- グループ別討議
- 世の中の標準化のマッピングを行うグループ
・要件定義に関する国内外規格・標準をプロセス、技法、メトリクスの観点で調査した結果を共有。次回までにまとめる。
・次回までに各社が課題と考えるプロセス領域について、国内外規格・標準を調べる。
- テーマ別研究を行うグループ
・品質の問題の兆候を捉える方法について検討を進める。
・表向きわからない問題をどのようにつかむかについて議論。工数や会計のデータで問題兆候を捉えられないか、など議論。
- その他
「IoT時代のシステム開発アプローチ ~システムズエンジニアリングの薦め~」について
IPAの技術本部ソフトウェア高信頼化センター(SEC)の葉山氏らがシステムエンジニアリングの普及を目的に調査研究をやっており、JISAの先進的技術の動向把握、普及をしていて、意見交換をしたいとのこと。当コミュニティからもメンバ参加する予定。。
次回、第7回は6月19日(火)16時から18時まで開催予定。
(會木)