第4回 ソフトウェアエンジニアリング標準化研究会

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 平成30年3月13日(火)、第4回ソフトウェアエンジニアリング標準化研究会(幹事:川田葉子、(株)構造計画研究所 品質保証センター PM支援室 室長)がJISA会議室において7名の参加を得て開催された。

 議事は以下の通り。

  1. 各社事例紹介
    (株)クレスコの事例について、資料を基に紹介され、質疑応答を行った。
  2. グループ別討議
    • 世の中の標準化のマッピングを行うグループ
      開発形態の違い(一次受け・二次受け・社内開発など)があり、作成するドキュメントにバラつきがあり、基準値を決められないという課題がある。
      その為、次回の会合の際に各社のプロセスと共通フレーム2013との違いを持ち寄ることとした。
      また、各社の計画書テンプレートを持ち寄り、IPAが展開している企画・計画プロセスと照らし合わせることとした。
      徐々に後工程についても討議を行う予定である。
    • テーマ別研究を行うグループ
      テーマ別研究を行うグループでは、以下のような討議が行われた。
       (1)問題プロジェクトを分析する。
       (2)分析方法は数多くあるはずだが、X層構造で分析する。(問題-事由-観点-兆候)
       (3)観点に紐づく日々の活動とデータ収集の検討
       (4)新規プロジェクトに適応
       (5)傾向が出た場合対応、及び出た場合の対応案を検討
      このようなことが、プロジェクト計画書に観点として入っていると良いと考えられる。宿題事項としては、問題をQCDにフォーカスし、X層構造で分析すること。
  3. 成果共有
    それぞれのグループ別討議の成果を共有した。

 次回は4月10日(火)JISA会議室にて16時より開催する予定。

(會木)

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