平成29年12月5日、第1回ソフトウェアエンジニアリング標準化研究会(幹事:川田葉子、(株)構造計画研究所 品質保証センター PM支援室 室長)がJISA会議室において、13名の参加を得て開催された。
本研究会の設置目的は、現代の社会を支えるシステム開発を成功に導くため、標準化に関する事例研究、情報共有を行うことにより、情報サービス産業においてソフトウェアエンジニアリング分野の標準化をリードできる人材の発掘・育成に寄与することにあり、第1回ということで、参加者の自己紹介から開始し、それぞれの本会への参加の理由や問題意識を共有した後、川田 葉子氏((株)構造計画研究所)を幹事として全会一致で承認した。
その後、JISAにて行われたこれまでの標準化に関わる活動や成果を幹事から紹介があり、それぞれの問題意識をブレインストーミングし、今後の活動の方針の材料を検討した。
今回は、社内に開発やプロジェクト管理標準はあったとしても現場が標準を使わない、作りすぎても現場の負担が増えてしまうといった問題や、IoTやビックデータといった新技術の発展スピードに世界標準の作成が間に合っていないのでは、といった問題が共有された。
次回は1月9日(火)にJISA会議室にて開催する予定。
(會木)