平成29年11月24日、第6回要求インスペクション設計研究会(幹事：青山幹雄 南山大学)がJISA会議室で4名の出席により開催された。
はじめに、12月1日開催予定の要求工学シンポジウム2017の要求品質向上事例セッションで「実践事例に見る，要求仕様書インスペクションによる品質向上と開発リスク低減の導入と活用方法」と題して発表することを共有した。本研究会の活動成果についても紹介する予定である。
次に、参加委員が自社で実施した第三者インスペクションを傾向分析した事例を報告戴き、それを基に意見交換を実施した。
また、民法改正と要求インスペクションの活用について議論をした。2019年頃に試行される見込みの民法改正により従来より請負契約、準委任契約、瑕疵担保責任の考え方が変わるため、要件定義の注意点が増えることが想定される。
次回は12月15日に開催予定。
（溝尾）