第1回 グローバルビジネス研究会

 平成28年9月23日(金)15時よりJISA会議室で、グローバルビジネス研究会が開催された。参加者は20名。

 グロ-バルビジネス研究会では、日台ソフトウェアビジネス勉強会(4月)、アジア・スリランカICTビジネスセミナー開催(4月)、南魚沼グローバルICTパーク視察と海外企業との交流会(8月)等を実施してきたが、研究会での意見交換は28年度第1回目となる。

 大須賀正之研究会代表幹事((株)シーエーシー常勤監査役)より、勉強会等の小規模活動や中国対日情報サービス産業連盟主催で開催された北京での国際セミナー参加(5月)について紹介の後、研究会参加メンバーの発意によるグループ検討の実施や研究会全体での情報共有を残りの期間で充実させたい旨挨拶が行われた。

 続いて、宮越幹事より研究会メンバーを対象に2年に1回程度定例的に実施している「グローバルビジネス動向調査」について中間的な分析報告が行われた。概要は次の通り。
  • 全体的に資本投資を伴う進出形態が多く、積極的にリスクテイクしている傾向が続いている。
  • 東南アジアへの進出が顕著で、中国についてはあまり変化がない。
  • マーケット視点では、着実な展開を目指す傾向にあるが、将来については慎重な姿勢も見える。
  • 調達視点では全体的に縮小傾向が続いている。また中国やインドからミャンマー、マレーシアなど東南アジアへの分散傾向が続いている。
  • 人材面では成果があるものの、財務・収益面では、前回と逆転し、苦労の方が多くなっている。為替の影響が出ているのではないか。
 この結果について議論の結果、現状として「海外展開は引き続き継続していこうという傾向にあるものの、これまでの成果や実態を見直し、今後の展開にむけて現状を分析し、整理しようとしている段階にあるのではないか」との点で一致した。

 また、参加メンバーの意見交換の結果、オフショア開発の動向調査について「現状では全く指標や参考資料がなくなっているので、何かしら全体的な傾向をつかむことができないか」との問題提起があり、小田氏をヘッドとしてフィジビリティスタディをしてみることとなった。また、WEBを中心とした情報共有も再度充実させていこうという結論となった。

 今後の予定としては、中国対日情報サービス産業連盟に来日に合わせて、日中交流会を実施すること(11月1日予定)、テーマは将来の強力の方向性とすべきであり、中国製造4.0とかフィンテックといったものを中心にすることで調整している旨、事務局より報告した。交流会後は12月8日(木)に研究会を開催予定。フィジビリティスタディの結果は、この際に報告する予定。

(山本)

 

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