第2回 技術委員会

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令和8年9月1日に第2回技術委員会(委員長:冨安寛 (株)NTTデータグループ 取締役副社長執行役員 CTO、副委員長:佐藤敦 (株)NTTデータグループ 技術革新統括本部 AI技術部長)が、JISA会議室及びオンライン(Zoom)によるハイブリッド方式にて開催された。当日の報告内容の要旨は以下の通りである。 

1.AI性能の高度化を踏まえたサイバーセキュリティ対策強化について
 政府から発出された高性能AIの普及に伴うセキュリティ対応に関し、経済産業省からのフォローアップ要請を踏まえた検討状況について意見交換を行った。サイバーセキュリティ部会での検討内容を共有し、AIによる脆弱性検出の加速に対応した検証・運用のあり方や、現場における環境整備について協議した。また、適切な管理手法やガイドラインの検討にあたっては、開発・保守運用における実務的な適合性を考慮し、今後も関係機関との対話や意見交換を継続していく方針を確認した。 

2.AI駆動共通フレームタスクフォースの立ち上げについて
 AI駆動開発の普及や実践力向上を目指し、「AI駆動共通フレームタスクフォース」(座長:岡本優介 (株)NTTデータグループ)の立ち上げが報告された。本タスクフォースでは、ソフトウェア開発におけるAI活用の展開を踏まえ、人とAIの適切な役割分担や開発プロセスのあり方について検討を進めていく。会員企業の実務における知見を参考にしながら、汎用的な考え方やフレームワークの整理を図り、業界に役立つ情報の共有・発信を目指す方針である。 

3.報告事項
(1) JISA技術コンテスト第5回の実施について
 長谷川技術コンテスト実行委員会委員長((株)NTTデータグループ)より、第5回コンテストの実施計画について報告された。今回はより実践的な技術力向上を目指し、システムの不具合改善等を通じて成果を競う新たな企画形式への見直しが示された。
 なお、技術コンテスト第5回については現在公募を行っている。

(2) ソフトウェアイノベーションシンポジウム(SIS)2026について
 事務局より12月に開催予定の「SIS2026」の企画概要が説明された後、端山委員((株)NTTデータグループ)およびエンジニアリング部会 位野木部会長(工学院大学)より補足コメントがなされた。今年度は「AI駆動開発」を軸としたテーマを掲げ、有識者を招いた対話型のワークショップや基調講演のほか、会員企業による事例発表などを通じた知見深化の場を企画している。なお、経験報告については現在公募を行っている。

(3) サイバーセキュリティ部会の活動について
 木谷部会長(キヤノンITソリューションズ(株))より、最新のサイバーセキュリティ動向や部会活動が報告された。タイムリーな情報発信の一環として、年内に「情報サービス産業白書2026」の執筆者を交えた座談会を企画し、最新動向や実務的な知見に関する意見交換を進めていく予定である。 

(4) コミュニティの活動について
 アジャイルコミュニティ(座長:安藤寿之 NECソリューションイノベータ(株)、福田朋紀 リコーITソリューションズ(株))より活動報告が行われた。アジャイル開発の定着や組織的活用の広がりに加え、AI活用時代における手法の役割再発見や実践促進に向けた今後の展望が共有された。 

4.その他
 岡本委員(伊藤忠テクノソリューションズ(株))より、データスペースにおけるトラスト基盤をはじめとする官民の検討動向や、今後のワークショップ開催計画などについて報告が行われた。 

 第3回技術委員会は、12月2日(水)に開催を予定している。 

(溝尾)

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