令和6年7月17日、第1回国際委員会(委員長:冨安寛(株)NTTデータグループ常務執行役員)がJISA会議室で開催された。出席者はオンライン参加を含め20名。
議事概要は次の通り。
1.まず、国際委員会及び米国視察部会(部会長:竹本具城(株)野村総合研究所顧問)の企画書案について事務局より報告し、了承を得た。
2.続いて、米国視察部会によるオンラインセミナーの実施結果、ASOCIOポリシータスクフォースの活動状況について、川本部会長より報告があった。あわせて事務局から、ASOCIOによるデジタル人材育成に関する国際比較調査の概要について報告した。
3.JISA国際活動の方向性について、ディスカッションペーパーにそって意見交換をおこなった。
次のような意見があった。
·JISAの国際交流がどのような意味があるのか示す必要がある
·中小企業にとっては、大手企業の海外ビジネスの事例・ノウハウ等を共有することが参考になる
·JISAの国際交流活動は地域団体の国際活動の参考になる
·日本のソフトウェア・ITサービス分野を代表する業界窓口が存在するのは(海外から見て)意味がある
·中国との関係は、現状の国際関係を考えると、既存の国際委員会・事務局間の信頼関係を維持していくことが
基本
·プラットフォーマーの動向が大きな意味を持つ等、国際団体を通した多国間交流よりも二国間交流の重要性が
増している
·海外視察の企画は個社では難しく、JISAが企画することに意味がある
4.WITSA総会・WCIT(世界イノベーション・テクノロジーサービス産業会議)について、事務局より案内した。また、WISA Awardの推薦候補を募集した結果、(株)野村総合研究所・NRI Digital、日本航空、JR東日本鉄道の4社協同プロジェクトの応募があり、JISAとして推薦したい旨事務局より報告し、了承を得た。
5.ベトナムIT Dayの実施について事務局より案内した。
6.ASOCIOサミットの準備状況について報告した。
(山本)