令和6年10月21日に第4回人材委員会(委員長:松田 信之(一社)情報サービス産業協会 参事)が、オンライン会議にて開催された。参加者は19名。当日の報告内容の要旨は以下の通りである。
1.生成AIに関する提言について 検討状況の共有
生成AIに関する政策提言について詳細版の策定が行われ、9月26日に開催されたJISA理事会で承認されている。今後は業界がやるべきことや個社がやるべきことを明確にするアクションプランの取りまとめを行うため、生成AI提言ワーキンググループと同様にアクションプラン策定ワーキンググループに人材委員会の委員メンバも検討に加わる予定である。
また、9月9日に経済産業省情報技術利用促進課に訪問し、新たな国家試験/デジタル証明の意見交換を行った。現在の資格制度における問題点や今後の展望を共有し、継続的に意見交換の機会を持つこととなった。
2.第3期NTCプロジェクトの結果報告について
10月15日をもって14名が参加した4か月半のプロジェクトが終了した。最終発表の様子はYouTubeにも公開している(動画はこちら)。メンターとして参加した委員から参加者の様子や今後の期待について報告が行われた。今後、参加者にヒアリングを行い次年度以降の実施方法について検討する予定である。
3.ITアスリート研修受講状況について
全3編構成の内の第1編となる講座を9月20日から開始している。前回委員会後の案内の影響もあり、定員50名であったところ67名の受講生を得ることができた。今後の講座についても柔軟な受け入れ体制の検討や積極的な周知を継続する。
4.JDIC活動状況報告
10月22日に行う中間発表時点では7チームが参加している。NTCプロジェクトのチームもJDICに参加可能とする要綱であるため、複数のチームの参加が見込まれる。最終発表は12月19日を予定しており、翌年1月末ごろには優秀賞受賞者による発表を行うシンポジウムの実施を検討している。
次回委員会は12月16日(月)に開催予定。
(高野)