令和6年7月18日、第2回政策提言委員会(委員長:籔田健二((株)三菱総合研究所代表取締役社長)をJISA会議室にて開催した。出席者は14名。
今回は、当委員会に設置した内部連携部会及び外部リレーション部会における活動の進捗報告を行った後、意見交換を実施した。
1 内部連携部会の進捗報告~提言案のとりまとめ作業の加速化を目的とした生成AI提言WGの設置による取組。
昨年度から進めてきた生成AI提言の取りまとめ作業を加速化することを目的として、部会に生成AI提言WGを設置した。WGメンバーは、内部連携部会メンバーに加えて各委員会で本提言案へのコメント作成に中心的な役割を担ってきたメンバーで構成した。WG全体会議は7月上旬までに3回開催し、コアメンバ会議での検討状況を共有して、WG内に幅広い意見を募った。
WG活動の推進にあたっては、短期間で検討を進めるため、WG内で人数を絞ったコアメンバ会議を設定、7月上旬までに6回開催し、提言骨子の具体的な内容について意見を交換した。
また、委員会の上部組織である正副会長・委員長会議(6月29日山梨県甲府市にて開催)においても本提言案が取り上げられ、藪田委員長、富川内部連携部会長、佐藤外部リレーション部会長が出席し、本提言案のとりまとめの方向性に関する議論に参加した。
2 外部リレーション部会の進捗報告
今回は、渉外活動として、経済産業省商務情報政策局ソフトウェア・情報サービス戦略室を訪問し、内部連携部会で取りまとめている政策提言骨子に関する意見交換を実施した旨が報告された。
また、政策提言を実施する政府関係の訪問先案がスケジュールと共に提示された。
3 今後の進め方
意見交換では生成AIに関する提言に関する今後の進め方に時間が割かれた。この結果、正副会長・委員長会議を経て、次回の理事会(7月25日開催)に藪田委員長から取りまとめ状況の経過報告として同提言骨子が説明されることとなった。
(田中)