第3回 エンジニアリング部会

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令和6年7月26日(金)、第3回技術委員会・エンジニアリング部会(部会長:位野木万里 工学院大学)がZoomによるテレカンファレンスにて開催された。参加者は12名。

 はじめに、技術委員会主催で12月に予定をしているソフトウェアイノベーションシンポジウム(SIS)2024の経験報告について議論をした。
 SIS2024では、テーマに沿って、現場での新たな気付きを共有し、切磋琢磨する場として「経験報告セッション」を設けるが、8月中旬公募で進めている。

 次に、エンジニアリング部会の関係者が関わっている、SES2024のワークショップ WS2: AI4REからRE4AIへ:人とAIの共存によるDXの実践について共有した。SES2024の概要は以下の通り。

・ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2024
 https://ses.sigse.jp/2024/

 次に、エンジニアリング部会で検討している「戦略的生成AI活用によるREBOK(DX編)実践ガイド(仮)」について意見交換を行った。

 その後、イベント「LLMを企画・要件定義工程に適用する取り組みのご紹介」を実施した。
 イベントでは、講師として、秋信 有花 氏(NTT ソフトウェアイノベーションセンタ)を招き、「LLM を活用したデータに基づくプロダクト改善案の自動推薦技術の研究開発 ~ LLM を企画・要件定義工程に適用する一試み~」の講演を実施した。

 講演では、LLMによる企画・要件定義工程の自動化を目的とした研究事例として、既存のプロダクトに対して「次に何を作るべきか」という改善案をデータに基づき自動推薦する技術を紹介し、その課題や展望について議論をした。その後、質疑応答が行われた。

 エンジニアリング部会では、LLMの取り組みについて今後、報告書等でまとめる予定。

 次回は、9月27日(金)を予定している。。

(溝尾)

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