6月27日(木)、第1回技術委員会・サイバーセキュリティ部会(部会長:木谷浩 キヤノンITソリューションズ(株))がハイブリッド(JISA会議室及びZoom)会議で開催された。参加者は13名。
はじめに木谷部会長から最近のサイバーセキュリティに関わるトピックを紹介した。
・サイバー攻撃やシステム障害によるサービス停止の事例
・生成AIでランサム作成-逮捕初5/28(専門知識なし)
・脆弱性対応の動き
次に、
情報サービス産業白書2024について報告した。情報サービス産業白書2024の「第2部情報サービス産業の概況 第4節DX時代のセキュリティ」では、本部会が担当し執筆した。生成AI、自然災害、ソフトウェア部品表、SIer業界として取り組むべきこと等、最新のセキュリティトピックスを紹介している。
その後、令和6年度サイバーセキュリティ部会企画書について議論をした。
令和5年度からの活動を継続し、下記を予定している。
・中小企業向けのサイバーセキュリティ対応指針の普及に取り組む。
・上記サイバーセキュリティ対応指針をもとにした対策の有効性評価の方法について検討を行う。(経営層に分かり易い説明アプローチ検討等)
・サイバーセキュリティに関する技術動向や海外を含む最新セキュリティ事例の調査・研究。(情報サービス産業白書執筆等)
・SIer業界共通のサイバーセキュリティ脅威情報の共有について検討する。
・行政機関・関連団体からの要請に応じて対応する
続いてに、IPA「
情報セキュリティ早期警戒パートナーシップガイドライン」について議論をした。
情報セキュリティ早期警戒パートナーシップガイドラインの「関連資料」にJISAの資料があるが、情報が古いために、更新等を今後検討する。
その他、外部情報、SIer業界共通の脅威情報等、意見交換をした。
次回部会は、9月に予定している。
(溝尾)