第1回 内部連携部会

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令和6年4月18日、第1回政策提言委員会内部連携部会(部会長:富川直毅(株)三菱総合研究所公共コンサルティング本部 主席専門部長)をJISA会議室にて開催した。出席者は10名。

 今回は、第1フェーズの提言案の取りまとめに向けて、事前に定めたフォーマットにしたがって、技術、人材、ビジネスの各委員会が担当したテーマの作成内容が報告された。
そのなかで、技術委員会が前回提出した「生成AIの進化段階とSIビジネス規模のイメージ」図の提言案における位置づけが議論となった。

 この図は、生成AIの進化段階に伴って、労働集約的な受託ソフトウェア開発、生成AI活用SI事業、2030年には登場するとみられるAGI(Artificial General Intelligence:人工汎用知能)活用SI事業のビジネス規模が将来どのように増減変化していくかを示している。
会合では、これまで検討してきた第1フェーズ(外部環境変化の見通し)の提言案についてこの図を軸に産業構造や人材育成を組み直して取りまとめていく方向で合意した。
 
 また、今後の進め方としては、従来の月1回程度の会合ベースを見直して、短期集中で検討を加速化する観点から、当部会委員に加えて各委員会で提言案を検討してきたメンバーで構成するWGを新たに設置し、このWGで7月開催の理事会提出を目途として従来の第1フェーズに加えて本年度の活動として予定していた第2フェーズを含めた提言案全体をとりまとめていくこととなった。

 最後に、今回が本年度第1回の会合であることから、部会企画書案等が提出され、原案どおり合意された。

(田中)

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