第3回 人材委員会

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令和4年7月25日に第3回人材委員会(委員長:福永哲弥 SCSK(株) 取締役 執行役員 副社長)が、Zoomによるテレカンファレンスにて計17名の出席により開催された。

 冒頭、福永委員長より、「本日の議論のテーマは3つ。7月1日開講したJISA版NTCプロジェクトについて状況を確認するとともに、プロジェクトのプレスリリース結果について説明する。また、JISA ICTカレッジについて、来年度以降3年間の事業委託先に求めることについて、皆さんに確認したい。最後に、育てたデジタル人材を組織でどのように活躍してもらうか、そのために必要な施策など組織に求められることを議論したい。」とあった。当日の報告内容の要旨以下の通りである。

1.NTCプロジェクト立ち上がり状況について
 7月1日(金)に開講式をおこなった。参加者は、受講生14名と、福永委員長、中村委員、メンタ4名、事務局の21名。現在、テクニカル研修を受講中。今週最終の講義が実施される予定。データサイエンス受講者が11名、AI受講者が9名となった。8月のビジネススキル研修は、平田先生を中心に実施する。各回に必要な講師を招いて実施する予定。8月17日の講義は、JISA会議室でのリアル開催を予定している。そこで、メンタとのミーティングなども開催したいと考えている。受講者の平均年齢は33歳。地方からの参加が2名。AIやデータサイエンススキルの素養がある方が参加されている。

2.NTCプロジェクトプレスリリースについて
 JISA版 NTCプロジェクトの広報活動は2回予定しており、1回目がプロジェクト開始時の7月上旬。2回目が群馬における実地研修が開催される9月上旬としている。

3.ICTカレッジの公募について
 JISA事務局における事業活動として、ITエンジニアを育成する研修を提供してきた。これは、主に自社内に教育機能を持たない中小企業会員に向けて実施しているものである。
 今回、令和5年度から7年度までの運営事業者を公募することになり、人材委員会で検討してきたデジタル人材育成に関する考え方を加味して公募要領を作成した。

4.デジタル人材が活躍するための環境整備(組織)について
 人材委員会の前組織の人材革新委員会では、こうしましょうと言える人材の育成に取り組んできた。そういった人材が活躍できる組織についても議論し、小冊子「人材革新に向けた組織・制度・企業文化の変革」に取りまとめた。今後必要となってくる人材像を明確にした上で、そういった人材がフィットする組織について議論してきた。次回委員会にて、トップ人材が活躍する組織をどのように構築するかという点について、課題とその解決方法を議論することとなった。

(大原)
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