第5回 人材委員会

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令和4年3月23日に第5回人材委員会(委員長:福永哲弥 SCSK(株) 取締役 執行役員専務)が、Zoomによるテレカンファレンスにて計25名の出席により開催された。

 冒頭、福永委員長より、「本日は、JISA人材委員会関係の取り組みとして活動してきた、未来の学びプロジェクトの中学校デジタル化とプログラミング教育支援ついて報告をいただく。また、研修事業として実施してきたJISA Dアカデミとマインドシフト研修の実施報告をする。最後に、NTCプロジェクトのプログラム案を本プロジェクト検討メンバで作成した。本内容について討議したい」とあった。当日の報告内容の要旨以下の通りである。

1. 報告事項
1)未来の学びPJ 中学校デジタル化の活動報告
 本活動は、デジタル技術を活用した教育の高度化に向けた枠組みを作るということと、未来の日本を背負う人材仕掛けづくりを目指している。具体的には、青翔開智高校と一緒に「探求学習」における評価方法についてITを活用して出来ないか検討してきた。成果は、アクティブラーニングラーニング学会で発表しており、今後、同校以外にも展開できないか検討を進める。

2)未来の学びPJ プログラミング教育支援の活動報告
 本会では、子供たちへのプログラミング教育支援と、経産省で検討している「デジタル関連部活支援の在り方に関する検討会」への協力に取り組んでいる。本年度コロナ禍において子供向けのワークショップ実施が難しかったことから、教える側(メンタ)の育成に取り組んだ。

3)JISA Dアカデミ活動報告
 東工大と協業で運営した。本年度は「データサイエンス」をテーマに研修を実施した。東工大大学院レベルの講義で、90分×8コマ講義と、課題に取り組んでもらった。

2. JISA版 NTCプロジェクトについて
 AIやデータサイエンスといったテクニカルスキルを習得する期間を7月に設定し8月はロジカルシンキンクのフレームワークを習得してもらうこととしている。また、習得したスキルを使って、群馬県をモデル県として、課題の探索とその解決案を考えるプログラムとしている。今後、プログラムを詳細にし、7月より開講する予定。

(大原)

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