第2回 プログラミング教育支援グループ

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令和3年12月6日、第2回人材委員会 プログラミング教育支援グループ(座長:今野奈穗子 日鉄ソリュージョンズ(株)、萬谷康夫 日鉄日立システムエンジニアリング(株))が、ZoomによるWEB会議にて12名の出席により開催された。

 はじめに、今野座長、萬谷座長より「本日は、子ども向けプログラミングワークショップ勉強会をいたします。対面とオンラインではワークショップの雰囲気が違うので皆様で確認出来ればと考えている。3つのグループに分かれメンター役、生徒役を決めて進めていただきたい。」と挨拶があった。

 子ども向けプログラミングワークショップ勉強会の内容は以下の通り。

・Scratch ねこから逃げるプログラムを作る
 Scrach(スクラッチ)※1を活用して、文部科学省が公開している「小学校プログラミング教育に関する研修教材※2」の「Scratch ねこから逃げるプログラムを作る」に沿って、3-4名を1グループとして、メンター役生徒役を決めた研修を実施しその後、意見交換を行った。
 意見交換では、「メンターは子どもたちの語彙力を意識して説明をしないと伝わらない。」「Windows、Chromebook、ipad等端末環境により指導方法が変わってくる。」等意見が出た。

・k3Tunnel(ケイサントンネル) システムエンジニア体験
 今野座長より、k3Tunnel「パン屋さんアドバイザー」※3を使ったシステムエンジニア体験について説明があった。
 パン屋さんアドバイザーは、「売り切れたり売れ残ったりすることが多くてこまっているパン屋さん」を助けるというストーリーのもと、以下に取り組みむ。

1. パン屋さんの需要データのグラフを分析
2. 需要変化のルールを抽出して設計書を作成
3. チュートリアルを使ってプログラミング
4. パラメータチューニング

 なお、k3Tunnelは、irodoru※4でも紹介をしている。

 最後に、萬谷座長が参加をしている「デジタル関連部活支援の在り方に関する検討会※5」について情報交換を行った。

 次回は、2月を予定。

※1 Scrach(スクラッチ) https://scratch.mit.edu/
※2 文部科学省「小学校プログラミング教育に関する研修教材」
 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1416408.htm 
※3 K3Tuunel「パン屋さんアドバイザー
 https://k3tunnel.com/mission/006/index.html
※4 教育ボランティア活動② K3Tunnel(ケイサントンネル)を活用した小学校プログラミング教育支援
 https://www.irodoru.net/event/2020/07/post_13/
※5 デジタル関連部活支援の在り方に関する検討会
 https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_kanren_bukatsu/index.html

(溝尾)

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