第1回 国際委員会

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令和3年9月6日(月)、第1回国際委員会(委員長:佐々木 裕(株)NTTデータ 取締役常務執行役員)がWeb会議にて開催された。参加者は16名。

はじめに、佐々木委員長より「新型コロナの影響でグローバル活動が制約されている状況ではあるが、国際の最新情報をキャッチアップして会員企業に有益な情報を提供したい。」と挨拶があった。続いて各委員から各社の国際ビジネスに関する現状と併せて自己紹介が行われた。

次に、経済産業省商務情報政策局国際室長 松本暢之氏から「デジタル経済に関する国際フォーラでの議論について」の講演があり、DFFT(Data Free Flow with Trust)に関して国際フォーラでの動向について紹介があった。DFFTとは、プライバシー保護やサイバーセキュリティ確保(トラスト)により、データの自由な流通が一層促進されるという考え方であり、日本政府は2019年にダボス会議において提唱をしている。

続いて、委員会・部会活動の企画書(案)の内容の確認があった。本委員会は、①国際交流の推進、②業界内企業のグローバルビジネスの推進、③海外のデジタル化・DX動向に係る情報収集・発信 等を目的としている。委員会配下に、国際部会、米国先端動向部会の2つの部会を設置し、委員会の方針に基づき具体的な活動を推進していくことが決まった。また、令和3年度グローバルビジネスに関するアンケート方針について、意見交換を行った。JISAでは会員企業のグローバルビジネスに関する現状把握の取組として定点的にアンケート調査にて観測を行っている。今年度については、コロナによる世界的なデジタル化の加速やオンライン環境の進展等の外部変化も考慮し、項目追加や見直し等を行う。

最後に、その他報告事項として「NISC(内閣サイバーセキュリティセンター)ASEAN地域のサイバーセキュリティに係る産官学連携基盤調査の概要」と中国やベトナムとの国際交流等の状況について共有があった。

次回の委員会開催は令和3年11~12月頃を予定している。

(小泉)

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