第8回 情報技術マップWG

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令和3年4月14日、情報技術マップWG(リーダ:山口陽平、みずほ情報総研(株))の第8回会合が、Web会議において開催された。出席者は12名。今回は調査報告書の読み合わせを行った。以下WGで取り上げた内容を一部紹介する。

<SI実績及び着手意向ランキング上位10位>

SI実績指数上位10位で目立つのは4位の「Web会議システム」が昨年度の15位から大きく実績を伸ばしている点である。リモートワークの拡大によるものと考えられる。10位の「商用運用監視」も昨年度の19位から実績が伸びている。その他の要素技術はいくつかランキングの入れ替わりはあるものの、ほぼ昨年度と同様の結果となっている。

着手意向指数の上位では本年度から新しく調査に加えた「IDaaS」が8位となっている。こちらもコロナ禍で新しい働き方を実現するためにクラウド利用のセキュアな利用やオンプレミスとクラウドをシームレスに併用する中で技術者の関心が高まった結果と思われる。今後もテレワークの一層の拡大が見込まれる関係で、引き続いて技術者からの関心が高い状況が続くと考えられる。

表1.2020年度のSI実績ランキング上位10位の技術


JavaScriptの2019年度実績順位は「フロントエンドフレームワーク」で調査したもの

表2.2020年度の着手意向ランキング上位10位の技術


機械学習の2019年度着手意向順位は「テキストマイニング技術」で調査したもの

詳細は、5月末発刊の「情報サービス産業における情報技術マップに関する調査報告」を確認してほしい。

(大原)

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