『2018ボッチャ東京カップ』観戦レポート

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『2018ボッチャ東京カップ』観戦レポート

2018年1月27日(土)
10:00~16:00
@日本大学三軒茶屋キャンパスアリーナ

イベントWGのメンバー5人が『2018ボッチャ東京カップ』を観戦。
イベントWGで一緒に活動しているCACの近藤さんが選手として出場されていましたので、応援に行きました。
結果は、「CACボッチャりあんず」が見事、準優勝!
優勝は、リオ大会で銀メダルを取ったパラリンピアンを含む「火ノ玉JAPAN A」チームでしたので、準優勝は最高の結果と言ってもいいでしょう。
「CACボッチャりあんず」は二年連続準優勝で、今年の「火ノ玉JAPAN A」チーム相手の決勝戦は接戦でした。
来年は、是非、JPSSCでチームを作って出場したいですね。

『2018ボッチャ東京カップ』とは

『2018ボッチャ東京カップ』は一般社団法人日本ボッチャ協会が主催するボッチャのインクルーシブ大会。つまり、パラリンピアンである火ノ玉JAPANチームと、健常者チームが同じトーナメントで競う大会です。
火ノ玉JAPANの2チームを含めて、全18チームが出場。
その中に、「CACボッチャりあんず」も含まれていました。

CACと同じく、大会のスポンサーになっている民間企業2社も参加。

東京都がパラリンピックを応援するために結成した
「TEAM BEYOND」からも、名球会やアイドルグループがチームを作って参加していました。

アイドルグループの出場は、混乱を避けるために事前にアナウンスされていませんでしたので、純粋にボッチャで盛り上がる大会になりました。

彼女たちも、アイドルという立場を忘れて、ボッチャの競技者として真剣に戦っていました。

意外に上手でしたが、残念ながら決勝トーナメントには進めませんでした。

ボッチャを体験、ボッチャとはどのようなスポーツか

『2018ボッチャ東京カップ』の会場には、ボッチャの体験コーナーが設けられていましたので、イベントWGリーダーの千葉さんと体験しました。
使用するのは、野球ボール大の革張りの柔らかい球で、が1球とが6球ずつです。
赤チームと青チームに分かれて競技を行い、各々の持ち球は6球。
最初に、サーブチームがジャックボールと呼ばれる白球をコート内に投げ込みます。
以降、このジャックボールをターゲットに競技を行いますので、最初に投げるジャックボールの位置も戦略の一つになるのです。
ルールはカーリングに似ています。
ジャックボールに近い球のチームがそのエンドを取り、相手チームの投げた球の中で最もジャックボールに近い球より内側にある自チームの球の数が得点になります。

カーリングと同様に、自チームの球に当てて動かすことや、相手チームの球を弾き飛ばすことも可能です。一方、カーリングと違うところは、ターゲットのジャックボールに当てて動かすことが可能だというところです。これが一発逆転を可能にするのです。

使用する球は柔らかいため、転がすだけでなく、高く投げ上げて、上から落とすことも出来ます。なので、ジャックボールの周りを相手チームの球で囲まれても、逆転することが可能。

パラリンピアン
になると、球に回転と付けて、相手チームの球を乗り越えて上に乗せる技も持っています。

千葉さんとの勝負は、6対0で小林の勝ち。

練習を積めば、パラリンピアンに勝てるかも知れません。




(Reported by JPSSC座長 小林賢也)

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